コンサル

2018.11.15

コツコツと耕してきた土壌でなければ、種を蒔いても芽が出ることはない。

コツコツと耕してきた土壌でなければ、種を蒔いても芽が出ることはない。

こんにちは 勝村 大輔(@gunners5050)です。かなり久しぶりになってしまいましたが、なんとかブログを執筆するに至りました。なぜ”ナントカ”なのかと言うと、それどころではなかったからです。

話は先々月まで遡ります。ボクが経営する美容院のスタッフ2人から、
突然「退社したい」と告げられました。一人は独立開業。もう一人は家庭の事情とのこと。すべては、経営者として彼女たちの期待に応えることができなかったボクの不徳の致すところ。一切の言い分を述べるつもりはありません。気持ちの整理に時間を要しましたが、開業当日に無事、お祝いのお花を贈ることが出来ました。どんな経緯があろうと、これまでお世話になった感謝の気持ちを表すべきだからね。一方でお店の現状はどうなのかというと、徐々にではありますが、快方に向かっています。

「どうして?」「チクショー!」「なんでこんな目に・・・」今でも時折そんな想いに襲われます。その度に、小さい男だよなと落ち込む。そんな状況でしたので、言葉を編むのが怖くて、怖くて、(苦笑)しばらくブログと向き合うことを避けてきました。スタッフ総入れ替え、売り上げ半減、経営者として、先ずは目の前のピンチから抜け出さなければいけない。

最初にボクがしたことは、スタッフの入れ替えによってご迷惑をおかけしてしまったお客様への挨拶でした。お手紙を書いたり、直接、お宅を訪ねたり、「今後ともよろしくお願いします!」と、お願いして回りました。それと同時に、新規のお客様を迎えるためのチラシを作成した。

「このSNS時代にチラシかよ!」そう思われた方もいるかもしれません。それでもボクは、SNSでのコミュニケーションを増やすよりも、即効性の見込みの高いチラシを選択した。まずは手書きチラシを3.000枚刷って、自分の足でポスティングして周りました。ポスティングをしたのは10年ぶりでした。

近所を歩いていて感じたことがありました。10年前とはかなり風景が変わっている・・・新築の戸建てやマンションが続々と増え、それに伴い新しいお店ができていたり、その一方ででかつて賑わっていたお店がなくなっていたり。もしやと思い立ち、ボクは最寄駅発の、すべての路線バスに乗り込み、商圏を隈なくリサーチすることにした。

様変わりした街には、当然、新しい住人がいるわけで・・・ボクは訴求を変えたチラシを新たに2種類刷って、新たなポストを求め、街を練り歩いた。真夏の炎天下の中でのポスティングは、マジで酷でしたが、そんなことは言ってられない。その甲斐あって、毎日のようにポツポツと「チラシ見た!」という来店客が訪れるようになった。その数はこの3ヶ月間で100名を超えている。

改めて感じたことがあります。やはりチラシでの新規獲得は難しい。だってほとんどのチラシは見向きもされずゴミ箱に投げ込まれるわけでしょ?それにチラシを見たとしても、そのタイミングで美容院に行こうと思っていた人などほとんどいない。あるいは、既に行きつけの美容院がある人も多いわけで。

まずは、ぱっと見インパクトがあること。それに、捨てられないこと。
行ってみたいと思われる訴求があること。適度な間隔でこの条件を満たしたチラシを届けつづける。頭の片隅に記憶してもらい、あとはキッカケとタイミングを待つ。ポスティングは年内つづけようと思っています。

そしてもう一つお伝えしたいことがあります。それでもボクはSNSをやめてはいないということ。この最中でも、ボクは愚直にSNSを活用しつづけている。それどころか、新たなアプリまで活用するようになった。新たに始めたのは、YouTubeInstagram(店舗用)まだはじめてから1ヶ月間ほどですが、相次いで効果を発揮しています。効果が生まれた要因はひとつ。これまで積み上げてきた”個人発信”によるものです。

・自分の意見や考え方
・仕事と日常
・好きなこと

顔の見えない交流が、店舗発信をキッカケに、ボクとお店が結びつき、来店に至る。まだチラホラですが、いずれSNS上のコミュニケーションが広告(チラシ)を凌駕する日が訪れる。ボクはそう信じています。SNSだけでなく、グーグル対策やホームページの整備など、コツコツと耕してきた土壌でなければ、種を蒔いても芽が出ることはありません。今更ながら、そんなことを猛烈に実感しています。

ブログを書きはじめた、でも中々つづかない、いつの間にか全く更新しなくなった。もしそういう人がいたとしたら、それは土壌づくりをサボってしまっていることと同じこと。いざ種蒔きの季節がやってきても、その土から芽が出ることはありません。

幸いにもボクにはウェブ上に表示されている記事を多く持っています。手付かずとも、土壌は着実に肥えているのです。まだまだ道半ばですが、これまで培ってきた業に、ボクは助けられています。

・SNS上で培った関係性
・販促物の反応を高めるテクニック
・ウェブ上に生きつづけているブログ記事

でもこれだけでは上手くいかないことも学びました。ブレない判断基準(軸、哲学、理念)を持つこと。それを皆で共有すること。

師匠はこうおっしゃいました。「訪れてきた出来事には必ず意味がある。」と。罵倒や叱咤激励など、多くの言葉を掛けて頂いていますが、返す言葉のないボクはとにかく全てを真摯に受け止め、糧にしていく。ただそれしかできませんが、大切な人たちの笑顔を守るために、とにかく走りつづける他ありません。これからも愛を持って、仕事に、ブログにも向き合っていきますので、今後ともヨロシクね。

文中にはありませんが、YouTubeやインスタなど、新たな組み合わせや活用法など、興味深い反応も多く出ています。立ち止まらずに、少しずつでもいいから、新たな時代に芽を出すために、お互いコツコツと土壌を耕していきたいですね。

さて、そう言うわけで、来年から新たにSNSブログ活用にまつわるプログラムが始まります。興味ある方は下記のリンクよりお進みください。

<ブログを書いていない専門家を誰が信用するだろうか。>

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