日記記事は意味がないのか。今一度、検証してみた。
ボクは自身が主宰するブログ講座では「日記記事は意味がない。」と言い切っています。その大きな理由は「残らないから」です。
ブログとSNSとの最大の違いは、ストック(蓄める)とフロー(流れる)との差。
たとえば、Twitterではモーメント、Facebookではタイムライン、Instagramにはギャラリーといった若干のストック機能があります。ですがどうでしょう?余程のことがない限り、過去の投稿は流れてしまい、その後、人目に触れることはほとんどありません。
たしかにInstagramのハッシュタグ検索やTwitter検索も、機能的にはかなり優秀なので、拡散を意図することも十分可能です。
必要としている人に役立つ情報を届けること。情報発信の最大の目的はコレですよね。言ってしまえば、手段なんてどうでもいいのです。問題は届いているのかどうかですから。
その点、ブログに備わっているストック機能は秀逸なんてもんじゃありません。数年前に執筆した記事が現在でも必要としてくれる多くの人に届いています。
その証拠はアナリティクス(解析)を見れば一目瞭然です。これまでボクは5年間かけて1200記事ほど書き残してきましたが、1日平均100種類以上の記事、1ヶ月平均500種類以上の記事が閲覧されています。その多くがYahoo!やGoogleなどの検索エンジンに表示され、閲覧に至っていることが容易に想像できます。
どんなに役立つ情報をしたためも、検索エンジンに表示されなければ、必要とする人に届けることはできません。せっかくのストック機能を使いこなさなければもったいないじゃないですか!ボクはそう考えているのです。
ブログは毎日、あるいは定期的に書いた方がいい。コレも決して間違いではありません。なぜこのように語られているのかというと、それはもう一つのブログの役割である”ファンづくり”にとても有効だからです。
接点を多く持つことで著者の人柄や考え方が伝わり、親しみや共感を感じてもらえるようになる。そうなることで、配信を心待ちにしてくださる人が増える。ここでいうファンとは、あなたの記事を読みたいと言ってくれている人です。読みたいと思ってくれている人に、定期的に届ける。その点においては、日記記事もかなり有効です。
結局のところ、その情報は誰に届けたいのか?どのようにビジネスと紐付けたいのか?今一度、考えてみることです。
ブログを運営することは本来楽しいはず。もし、ブログは苦行だと感じているのなら、それはブログを書く”意味”を見失っているからだと思います。
まずは書き慣れること、そのために日常感じたことをしたためてみる。コレが日記だとすれば、あなたの見解を役立つ情報に変換することを意図してみる。意図しない限り、せっかく書いたブログが、読んで欲しいと願う人たちに届くことはありません。
私はお店のお客さんに届けば良いと思っています、という方もたくさんおられます。ならば検索などを意識せず、お客さんに向けてブログを書いた方がいいと思う。
でももし、その記事を新規集客など、ビジネスを盛り上げるために活用したいとお考えならば、記事内容を進化させなければ目的は達成されません。ブログの書き方、ブログの届け方に磨きをかけましょう。ブログはあなたの資産なのですから。
2019年1月から新しいブログ活用講座が始まります。ご興味ある方はのぞいてみてくださいね。
SNS・ブログ活用講座<2019>
・既存のビジネスを盛り上げたい方
・新しいビジネスモデルを作りたい方
・ブログを軸にしたシナリオづくり
・反響を高めるブログの書き方
第1講 2/12(火)13時から17時半 |
第2講 3/19(火)13時から17時半 |
第3講 4/16(火)13時から17時半 |
第4講 5/14(火)13時から17時半
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を無料で配信しています。
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