すでにミャンマー入りしているU-22日本代表は22日、AFC U-23選手権タイ2020予選 グループステージ第1戦 マカオとの一戦(Thuwnunna Stadium/日本時間17:30 KO)に臨む。
2020年開催の東京オリンピックでの活躍が期待されるU-22日本代表にとって、大会前に開催されるアジア選手権は、是が非でも出場しておきたい貴重な国際大会となるはず。まずは初戦(マカオ戦)をきっちり勝利することが先決だ。
招集されたメンバーはA代表に選出されている冨安 健洋(シントトロイデン)と堂安 律(フローニンゲン)を除く23名。
飛び級招集は橋岡 大樹(浦和)、齊藤 未月(湘南)、久保 建英、田川 亨介(ともにFC東京)となり、板倉 滉(フローニンゲン)、伊藤 達哉(ハンブルガーSV)、中山 雄大(PECズヴォレ)は海外からの招集となる。
国内組においては三好 康児(横浜FM)や杉岡 大暉(湘南)、立田 悠悟(清水)など既にJリーグサポーターには馴染み深い主力級がずらりと並んでいる。
いまだかつてないタレント揃いのU-22日本代表だけにポジションを保証されている選手は一人もいない。
「チームの中で自分の存在を示すことができるよう、泥臭くギラギラした気持ちで臨みたい」と齊藤が語るとおり、選手個人としてこの遠征の中でいかにインパクトを残すか勝負どころではあるが、
「個人としてのアピールも大切ですがチームとしていかに成熟していけるかが重要」と杉岡が示すとおり、東京オリンピックでのメダル獲得を視野に入れたチームとしての強化に取り組みたいところでもある。
それだけではない、今回の遠征は横内 昭展が監督代行として指揮を執るが、あくまでもオリンピック代表監督を務めるのはA代表と兼務する森保 一監督であることを忘れてはいけない。
つまりU-22日本代表の強化は、東京オリンピック後から始まるW杯カタール大会予選を見据えた道程だということだ。
いちサッカーファンとして、今もっとも注目すべきはU-22日本代表であることをこの場でお伝えしておきたい。
香川 真司(ベシクタシュ)や乾 貴士(アラベス)など欧州各国リーグで活躍する日本人プレーヤーに注目が集まることは致し方ないが、今こそ若手の台頭が著しいJリーグに着目してもらいたい。なぜならここ数年間で確実に彼らが日本代表を背負ってたつ存在になるからだ。
来年開催の東京オリンピックを楽しむために是非、現状の彼らに目を向けてもらいたい。そうすれば東京オリンピックだけでなく、その先のW杯も楽しめるはずだからだ。
AFC U-23選手権タイ2020予選 グループステージは以下のスケジュールとなっている。
3/22(金)17:25〜 第1戦 vsマカオ
3/24(日)17:25〜 第2戦 vs東ティモール
3/26(火)20:25〜 第3戦 vsミャンマー
第1戦と第3戦はCSテレ朝チャンネル2
第2戦はCSテレ朝チャンネル1
でTV放送される。
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