明治安田生命J1 第5節はインターナショナルマッチウィークの影響で2週ぶりの開催となる。湘南は日曜日のデイゲーム、敵地での清水戦に臨む。湘南の予想フォーメーションは前節(仙台戦)と同様の3-4-2-1、スタメン予想は以下につづく。
GK | 1 | 秋元 陽太 |
DF | 8 | 大野 和成 |
3 | フレイレ | |
13 | 山根 視来 | |
MF | 5 | 杉岡 大暉 |
6 | 岡本 拓也 | |
17 | 秋野 央樹 | |
2 | 菊地 俊介 | |
FW | 7 | 梅崎 司 |
22 | レレウ | |
11 | 山崎 凌吾 |
GKは不動の守護神 秋元 陽太、3センターバックは右に山根 視来、中央にフレイレ、左に大野 和成。ただし前節メンバー外の大野の復帰が前提となる。
湘南は第2節(東京戦)で坂 圭祐が負傷離脱、加えて前節は大野がメンバー外となった。開幕からコンビを組んでいた山根は「(これまでは)お互いに分かっているので誰かが引っ張ることができますが、自分が引っ張っていかなきゃいけない」と語るように、前節は鹿島戦につづいて坂の代わりにフレイレ、大野の代役に今季からJFL FC今治から期限付き移籍で加入した小野田 将人を抜擢。
試合は起用に応えた小野田と山根、センターバック2人の得点で勝利を収めたが、逆にセットプレーで失点を喫してしまうなどコンビネーションにおいて不安が残る。
対する清水はこれまでリーグ戦未勝利がつづいているがリーグ4戦のうち6得点を記録、決定力は侮れない。
そういった意味においても、今シーズンから主将を務める大野の復帰がひとつの鍵となりそうだ。
両ウイングバックは右に岡本 拓也、左に杉岡 大暉と予想。出場停止明けの岡本は従来どおりウイングバックとしての出場が濃厚だが、岡本を右センターバックに据え、山根が左へ回る、右ウイングバックに古林 将太の起用もあるかもしれない。
左は杉岡と予想したが、杉岡はAFC U-23選手権タイ2020予選に出場、ミャンマー遠征から戻ってきたばかりだ。もう一案として成長著しい高卒ルーキー鈴木 冬一の起用もあるが、こちらもU-20日本代表の欧州遠征に参加、いずれにしても強行出場となる。
清水の右サイドにエウシーニョの復帰を想定した場合、守備力が高い杉岡の起用が妥当だろう。
ボランチはこれまでリーグ戦フル出場の齊藤 未月は杉岡と同様にAFC U-23選手権タイ2020予選に出場も負傷離脱、その影響からメンバー外が確定か。
これまでは齊藤の相棒に松田 天馬の起用が多かったが、今節は敢えて菊地 俊介と秋野 央樹と予想しておく。ボール奪取能力が高い菊地の相棒には今季リーグ戦初スタメンの秋野を推したい。
横浜FMとのルヴァンカップGSでフル出場した秋野は本職のボランチではなくセンターバック中央で起用された。この日の秋野は正確無比のロングフィードで全得点を演出、持ち前のテクニックに加えディフェンスにも奔走、初起用ながらも卒なく守備もこなす器用さを披露した。
4戦11失点と守備に不安を残す清水に対し、パス能力の高い秋野の起用は十分に考えられる。
ワントップには試合ごとに存在感を高めている山崎 凌吾のスタメンにまず間違いないだろう。
2シャドーには梅崎 司と今季リーグ戦初出場の新外国人助っ人のレレウの抜擢と予想。
あくまでも前節メンバー外の武富 孝介の復帰次第という条件付きだが、ルヴァンカップGS横浜FM戦で結果を残した171センチの小柄なドリブラーは清水ディフェンス陣を混乱に陥れるだろう。
しかし、前線から果敢にプレスを仕掛ける”湘南スタイル”を追及するならばレレウの起用は途中出場が現実的かもしれない。菊地 俊介、野田 隆之介、あるいは中川 寛斗の起用が妥当なところだろう。
インターバルを置いての再開となる第5節は
「今日が開幕のつもりで戦う」という曹監督の声が聴こえてきそうだ。
Categories & Tags