会話してる場合じゃない、
美容室が嫌いな理由という話を小耳に挟んだ。「
またその話かよ。
気を使わせんなよ。
一方的にベラベラ喋んなよ。
おそらくこんな感じなんじゃないかなぁ~。
何だかキャバクラを嫌うメンズと似たような理由だなと思った。(
そもそもどうして美容師は、カット中に会話したがるのか?
沈黙が気まずいから。
会話こそサービスだと思い込んでるから。
ただの話好きだから。
だとしたら、
じゃあ喋んなきゃ良いのかというと、そういう問題でもない。
会話によってもたらされる効果は幾つかある。
緊張をほぐす。
安心感を与える。
信頼が芽生える。
好意を抱かせる。
応援したくなる。
人と人との距離感は段階を踏んで縮まる。
但し、この全てのステップが、
気遣いとか、配慮とか、表情を伺うとか、空気を読むとか。
だからはっきり言おう。もしあなたに人気がないのだとしたら、
会話とは、
そして目の前に座っている人は、
今から20年前、ボクが美容師を始めた頃、
それから10年もしないうちに、沢山のライバル店が増え、
頭を深々と下げ、「かしこまりました!」とか「
でも、今は違う。お客さんと美容師は、
だからこそ、お客さんを1人の人間として敬意を払う事は、
高級志向の人は黙って高級店に行くだろうし、安売り店には、
まずは、自分のお店を選んでくれたことに感謝しなきゃね。
そして、そのお客さんとの間に、
お気に入りの美容師さんが見つかればお客さんは幸せなんだよ。
もう一度、お客さんの立場になって考えて見よう。
そんなことを考えてました。
それではまた。
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