趣味が同じ人、好みが似ている人は、その当人同士でないと理解できない言語があり、尊敬される行動があるらしい。それは一般人であるボクらの想像を超えている。理解不能の世界が展開されているのだ。
あ、コレInstagramの世界ね。この写真の何処がオモシロイのか、なぜ評価されるのか。理解に苦しむことがあります。
例えばこの写真。『キングダム』という漫画のワンシーンのキャプチャーですが、その漫画を読んだことがないボクにとっては当然意味不明です。「なんでこんなの載せんだよ!」って初めはそう思ってた。
けど、毎回この類いの投稿には、イイね!の数こそ多くはありませんが、たくさんのコメントが入ってるんです。何やら盛り上がってるみたい。会話も成立してるっぽい。
こちらもある意味掟破りの投稿と言わざるを得ない。以前ボクは、Instagramは世界観の投稿をするべき。カッコイイ、カワイイで繋がるSNSという教えを受けていました。なので家族写真を載せることはある意味邪道だと捉えていた。
でもどうだろうか。イイね!の数も通常よりも多いし、コメントのやり取りも多い。”歴史好きの彼が、歴史的な名所をバックに撮影した家族写真”歴史好きのユーザーとのコミュニケーションが活性化しないはずはありません。
しかもこの写真、「下手過ぎだろー!」と思わずツッコミを入れたくなるこの投稿にも、コメントは活発に行われているから不思議です。(笑)
さて、このインスタの発信者はこの方、かなり変わった美容師です。美容師のことを美容志と表現したり、無類の歴史好きで、大きな組織のリーダー的存在の”モミー”こと、籾山さんです。実際に会うとものすごく穏やかなひとなんですけど、内面は相当熱苦しい人。インスタだけでなく、あらゆるSNSからの発信を見て、ボクはそんな風に思っています。
彼のInstagramは、彼の一面であり、その一面は、スタッフやお客さんとの笑顔でいっぱいのFacebookにはない、リーダーとしての熱い想いが描かれたブログにも表れていない、彼らしさが表現されている。そう思った。
Instagramはギャラリー(写真展)ではない。コミュニケーションツールなんだ。下記に紹介している彼の体験談を聞いて、ボクはInstagramの新たな可能性を感じた。それと同時にチョットだけ自分のインスタ使いを反省した。SNSである以上、誰と、どんなコミュニケーションを楽しむか。その視点がやはり大切だよね。
Instagramから繋がり来店に至った。モミーの体験談が記されたブログを読んでみてね。
【髪から始まり髪から繋がるストーリー】