日産フィールド小机で横浜Fマリノスの練習見学
横浜Fマリノスの練習見学にやってきた。新横浜の隣駅、横浜線小机駅から徒歩5分ほど、日産スタジアムのふもとに位置する『日産フィールド小机』がその会場となる。
横浜Fマリノスは、昨年(2015年)みなとみらいにある『マリノスタウン』を撤退し、今年からこの日産フィールド小机を使用している。
高層ビルに囲まれたマリノスタウンと違い、日産フィールド小机は、なんとも長閑で開放的な雰囲気だ。鶴見川の土手の傾斜が、まるで天然のスタンドのようにグラウンドを一望することができる。整備の行き届いた芝も青々と美しい。
この日の練習は10時から12時まで。練習スケジュールは公式サイトより予めチェックできる。
今月24日の天皇杯準々決勝 G大阪戦を控えるチームは、前の試合(11/12 天皇杯4回戦 新潟戦)からひと月以上も試合から離れてることもあり調整に余念がない。
翌週は、本拠地日産スタジアムがCWCの試合会場となるため、その間に宮崎キャンプが実施される予定されていることもあり、キャンプ前の最後の調整、そんな位置付けなのか、選手たちは、比較的軽めのトレーニングメニューをこなしていく。
やはり、つい視線は、移籍が決まっている選手、また、移籍の噂がある選手に向いてしまう。来季へ向けて、横浜Fマリノスほど噂の絶えないクラブは今のところない。彼らの動向が気になって仕方ない。
〈移籍の噂がある選手〉
齋藤学→川崎フロンターレ
中村俊輔→ジュビロ磐田
中澤佑二→アルビレックス新潟
榎本哲也→浦和レッズ
栗原勇蔵→アビスパ福岡
既に退団が決まっている、小林祐三、カイケ、ラフィーニャ。
そんな噂など何処吹く風。至近距離での見学から感じたのは、和やかな雰囲気。そして活気。選手同士のふざけ合ってる声や、時折聞こえてくる指示命令の怒号。天皇杯制覇へ向けて、チームの一体感がそこにはあった。
中町、兵藤らが牽引役となり、若手選手が生き生きとプレーする。来季は更にチームの新陳代謝が進むかもしれない。活気溢れる練習風景からそんな期待をのぞかせる。
この日は残念ながらなかったのですが、練習後にサインをもらったり、写真撮影ができるファンサービスが用意してある日があるようです。こちらも公式サイトからチェックすることができる。奇しくもその日は昨日だったとは。次回こそ、その機会を逃すまい。