本日最初の記事です。
こんにちは!かっちゃんです。
日本代表の新監督「ハビエル・アギーレ」氏が来日しました。
前任のザッケローニとは対照的な強面は、鬼軍曹を連想させますが、彼の実績や手腕に疑いの余地はありません。”全員が守り全員が攻める”今まさに日本代表が求めているスタイルを実現させてくれる、まさに適任ではないかと、ボクは思います。
ただし、今、日本サッカー協会は、大切な任務を怠っています。それは、ブラジル大会の敗因の検証です。
なぜ日本は負けたのか?何が世界に通用して、何が通用しなかったのか?
4年ごとに「0からの出発」「監督丸投げ」を繰り返していては、いつまでたっても日本サッカーは世界の舞台で羽ばたくことはない・・・私見ですがマジでそう思っています。
これまでの日本サッカーは、2002年、トルシエ監督が敷いたの組織的な戦術、2006年、中田、小野、中村らスター選手を擁した個に頼る戦術、2010年、岡田監督の徹底した守備的なチーム戦術、そして2014年、本田、香川頼みの攻撃的サッカー・・・と、日本代表は、一貫したチームカラーをもたないチームでした。
常に、世界のトレンドを追いかけ、気づいたら、そのトレンドは、既に古びていて、また新しいトレンドを追いかける。これではいつまでたっても世界には追いつけません。
確固たる日本のスタイルの構築・・・
アギーレ監督に、その期待をかけるには、あまりにも大き過ぎる。
今こそ、日本サッカーが一丸とならなければならないのです。
2014年、ブラジルW杯を制したドイツは確かに強かった。どうして強かったのか?その理由は「若手の育成」にあると識者は口を揃えます。
一貫した戦術があり、その戦術は世代を超えて徹底的に浸透している。ネイマール、ハメス・ロドリゲスなど、ブラジル大会で輝いた新星は、そのほとんどが、20代前半の選手でした。ハメス・ロドリゲスを例に挙げると、当時の彼は22歳ですから、2010年の南アフリカ大会当初は18歳だったということがわかります。18歳から、いや、その前から育成され、ようやく日の目を見たのです。
4年ごとに、その度に方針が変わる日本からは、ハメス・ロドリゲスが現れることはなかったのです。
どうせお願いするのならば、是非、アギーレ監督には最低でも8年間は日本サッカーに関わっていただきたい。
今の中高生が、世界の舞台で羽ばたくその日こそが、日本サッカー目覚めの時なのだと、ボクは思います。
日本代表が、アギーレ氏の母国メキシコのように、常に世界と互角に戦えるチームになるように、
いちサポーターとして、一緒にロシアを目指したい。
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