13年目のサロンオーナーの独り言
こんにちは。カツムラです。今回の記事は美容室ガナーズの経営者として書きます。
今日2月2日は、ボクが経営する美容室ガナーズヘアードレッシングの創立記念日です。今年で12歳になりました。
現在は、土曜日と日曜日だけサロンに立ち平日は、マーケティングコンサルタントとして講演やコンサルティング、そして今年からサッカーライターとして取材に出掛けたり記事を書いたりしています。なんかサロンワークだけをしていた時とは比べ物にならないくらい忙しいです。でも、とてつもなく自由。
サロンワークを離れてから5年目となりますが、この自由というのがどうも厄介で、アレだけ休みが欲しい、時間が欲しいとか言ってたくせに、予定が入っていないことが不安で不安で仕方がないというのが、現在の心境です。
サロンワークを離れてから経営に専念したい、何か違うビジネスをしたい。そんな風に考えてるサロンオーナーって多いと思うんです。その想いわかるなぁ~。だって、かつてのボクもそうだったから。
でもコレだけはハッキリと言っておきたい。ダメなら戻ればいいや~ってそんなお気楽じゃないってことを。一度離れたら最後、サロンワークには二度と戻れない。コレは離れてみないと分からないことだと思うけど、慣れ親しんだ美容業界を外から見ると、その余りの過酷さに戻る気が失せてしまう。それがボクの本音です。
40歳を間近に迎えた、特に男性美容師は、いつまで現場に立てるのかなぁって、不安になる時があると思うんです。あんまり見栄えも良くないしね。やっぱり若い子には敵わないなぁと感じるかもしれない。
だったらこう考えてみたらどうだろうか。40歳から先はセカンドキャリアなのだと。
違う道を選んでもいいし、現役にこだわり続けるのもいいし。40歳を境にリスタートをする!そう思うだけでもメリハリが出るし、力強い第一歩になるんじゃないかなぁ。
もちろん準備だって必要だよ。いきなり経営者に専念しようとしたって、いきなり違う業界に進出しようとしたって、はたまた現役続行を誓ったとしても、それなりの準備は絶対に必要です。
はじめはこんなことを書くつもりじゃなかったけど、アラ4美容師が集まって、ディスカッションしたらめっちゃ面白いだろうなとか、そんな事が頭によぎってしまいました。
人に伝えられるノウハウを磨いて、講演したりアドバイスができるように努力してきたし、大好きなサッカーのことを発信しまくってたら、それが仕事へと発展したり。果たしてボクのキャリアは異質なのだろうか。それとも、これからの働き方の先駆けなのだろうか。
その答えはまだ分からないけど、40代のパワーってハンパないよ。くすぶってる場合じゃないと思うんだ。セカンドキャリアを真剣に考えてみるのも有りだと思うんですよね。
話はガナーズに戻すと、現場にボクがいないガナーズをどうオモシロくしていくか。13年目のサロンオーナーとして、さらなるチャレンジもしてみたいんですよね。お客さんとの関係性とか、スタッフの働き方とか、地域とのバランスとか。始めた当初の頭の中は拡大思考の一辺倒だったけど、周りの人たちとその先の人たちが如何に笑って過ごせるか。出来ることはまだまだある。オトナの経営ってのにも興味津々なんですよね。
背中を見せる時期なのかなぁ。どうせいつかは死ぬんだから。生き様にこだわっていきたいな。とりとめのない独り言になってしまったけど、今日という日に感じたことはこんなことでした。それではまた。