あんたの好きなことなど誰も興味ない。
あんたの好きなことなど誰も興味ない。残念ながら、コレ事実です。「ボクはサッカーが好きなんだ。」「私は肉が好きなんだ。」と言われても、「あ、そうなんだね。」としか答えようがない。
ただし、シュチュエーションが変われば、あなたの好きは他人からの関心を集めることができる。
たとえば、サッカーW杯に出場した日本代表の試合がテレビ中継されていたとします。普段からボクのサッカー好きを知っていて、現地まで観戦に行っていることを知っている人がいたとしたら、きっとその人はテレビの前でボクのことを思い出すに違いない。
美味しいステーキハウスの画像と感想をいつもSNSに投稿している知り合いがいたとしたら、何処か良いお店ないかなぁと思い立った時に、その人のSNSを追いかけるかもしれない。
好きなことを発信していることで、自分のことを知ってくれる人がいる。好きなことが個性と成り代わり認識されやすくなる。そのためには常日頃からわたしは〇〇が好きだと言い続ける他ない。
しかし、絶え間なくあなたの好きなことに関心がある人などいない。ということは、好きなことを発信して常に反響が得られることはまずないと考えた方がいい。そう思っていなければ、継続的に好きなことを発信することなど出来ない。タフなメンタルが必要になる。
特にFacebookにおいてその傾向は強い。Facebookは基本的に出会ったことがある人、つまり、知り合い以上の人たちとのコミュニティと位置付けられている。あくまでも人と人とが親交を深める場であり、趣味嗜好で繋がる場とは限らないということ。
それと比べてInstagramやTwitterはひととなりに関係なく関心ごとで繋がるコミュニティと位置付けられる。好きなことをきっかけに親交を深め、その場で育まれた関係性がリアルに持ち込まれるケースも多い。
あくまでも個人的なケースですが、サッカー好きのボクの場合、マニアックなサッカー記事をFacebookに投稿すると、イイねは120ほどつく。友人とサッカー観戦を楽しんでる様子を投稿すると250イイねほど、土用の丑の日にうな重を食べたという投稿には、300イイねがつき、友人同士でふざけ合ってる笑える投稿のイイねは400を超える。その一方で同じ内容をツイートした場合、マニアックなサッカー記事への反響が一番大きい。
Facebookのお友達は、あなたの好きなことに関心があるわけではなく、〇〇が好きなあなたを応援したいと思っていて、InstagramとTwitterでつながったユーザーは、あなたに関心があるわけではなく、共通の好きなことに興味を抱いている。余程の有名人、芸能人なら話は別ですけどね。場の違いを認識することが大切です。
好きなことをきっかけに新しい出会いに恵まれる、好きなことをきっかけに自分のことを好きになってもらえる。そしてその根底にSNSがあることを忘れてはいけない。はじめこそ関心は持たれなくても継続的に発信し続けよう。好きなことがあることで、人生がより豊かになるはずだから。
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