演劇から学んだこと。それは”届け方”と”魅せ方”、そして”情熱”でした。
想いがあっても、その想いを伝えることは難しい。
講演でも文章でも、内容が秀逸であることが大切なのは言うまでもありません。
ですが、それよりもっと大切なことがあります。それは”伝えたい”という情熱、そして”魅せ方”のテクニックです。
そもそも、聴衆は講演者の一言一句など覚えてはいない。読者はそう何度も読み返してはくれない。
“心に響いたか”どうかが大切。
ボクは昨年から演劇の指導を受けています。恥ずかしながら、演劇的要素の重要さを実感したのは、公演から半月が経った今かもしれません。
昨日からエクスマ塾上位コースエヴァンジェリストコースのサポートをさせて貰っています。
エヴァンジェリストコースは、素晴らしい講演が出来るようになるための特訓をします。今回の合宿研修は、受講者の最終発表です。
その中でボクの役割は参加者の発表を聴いて、フィードバックとアドバイスをするのですが、演劇のことを少し学んだだけで、視点が大きく変わっていることに気がつきました。
それを一言で説明すると、”言う”と”届ける”の違い、”やる”か”魅せる”かの違いです。
声のトーンや、速さ、そして、間の取り方、滑舌もそうですし、身振り手振りなどの身体の使い方。それを意識するのと、微動だにせず、ひたすら一生懸命に伝えるのとでは、残念ながら雲泥の差があるのです。
師匠をはじめ、短パン社長ら講師陣のアドバイスの鋭さに身慄いを覚えました。ボクは更なる高みを目指したくなりました。
演劇の奥深さに触れたことで、魅せ方の大切さを学びました。シナリオの重要性を実感しました。そして、練習は欠かせないということ。
さて、泣いても笑っても今日が最終回です。受講者みんなの情熱を受け止めよう。
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