本日最初の記事です。
こんにちは!かっちゃんです。
結局のところ、人と人を繋ぐのは「当事者意識」なんじゃないかと、ボクはそう思う。
ボクの著書『サポーター論〜一度きりのお客さんが熱狂的サポーターに変わる!〜』でも、よく登場するこの言葉、「当事者意識」、
スタッフとお客さん、社長と社員、友人同士・・・人間関係の成立は、相手を思いやる気持ち、相手の立場で考え、行動する、その行動に向かわせているのが、「当事者意識」です。
もし、相手のことが気に入らない、コイツは、使えない、会社のことなどどうでもいいと思ってるんじゃないか!、そう思う瞬間があるとしたら、まずは一度、自分が相手の立場に立ってみること、そうすることで、当然視点が変わってきます。
たとえば、「コイツはホント気が利かない奴だ!」そう思ったとします。でも、立場を入れ替えて考えてみると、それは「気が利かない」のではなく、「気づかない」だけなのかもしれません。コイツ自分のことしか考えてないな、そう思ったとしても、相手には、ただ余裕がないだけなのかもしれない。
当事者意識は、一方的に求めるものではなく、どちらかというと、自分が持つものかもしれない。その想いが相手に伝わることで、初めて人間関係が成立するのだとボクは思う。その成立した人間関係を、ボクは「相思相愛の関係」と呼びます。
ビジネス成功のキーワードは”相思相愛”
お客さんとの相思相愛の関係を育むことは、ビジネスの繁栄を左右します。
似たような商品やサービスを提供する、もっとお得でもっと便利な競合店など死ぬほどあります。
そんな厳しいビジネス環境の中で、「あなたしか考えられない!」「あなたがそう言うのなら・・・」お客さんにそう言ってもらえるような関係性が、何よりも「価値」になるからです。
お客さんに選んでもらうために、お店はつい、「うちの店はこんなにスゲーんだぜ!」「競合店には負けないよ!」って、他と比較することで、自分を選んでもらおうとしがちです。いくら「また来て欲しい!」からといって、「次回使えるクーポン券をどうぞ」というより、来店を感謝しているのであれば、お礼のお手紙を書いた方がよっぽど、気持ちを伝えられます。
ビジネスの「場」では、よくビジネスライクとか、WINWINの関係のような言葉がよく用いられますが、下心だけではビジネスは成立しなくなってきた、と、ボクは実感している。所詮、”金の切れ目は縁の切れ目”ですからね。
長く愛されるお店であること、長く愛される人であること。
そうありたいと強く思うから・・・
ボクは「当事者意識」という言葉を大切にしています。
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