ビジネスリーダーに必要なのは”ハッピーエンドを創り出すチカラ”なのかもしれない。
気分が乗らないとか、上手くいかない時とか、締め切りに追われているとか、どうしようもないピンチに陥った時とか、まさかの出来事に遭遇した時、窮地を脱しようと躍起になって、気がつけば最上級の結果を手繰り寄せてしまう。この火事場のクソぢから的な瞬発力を、ボクは”ハッピーエンドを創り出すチカラ”と呼んでいます。
終わりよければ全て良しなんて言葉があります。その言葉からは偶然に幸運が転がり込んできたようなラッキーを想像してしまいますが、実はそうではありません。そこには必ず、ハッピーエンドに持っていくチカラが働いているのだと思う。
ハッピーエンドを創り出すチカラは、そうカンタンにみなぎってくるものではありません。このチカラが発動する背景には、並々ならぬ努力があり、人への優しさがあり、何が何でも覆してやろうという気迫があったり、人知れずコツコツと積み重ねてきたものが巻き起こす奇跡のようなものかもしれません。
今日は、ボクの私塾『フロリダ族』の上位コースの最終講でした。この塾の目的は各々のビジネスを盛り上げること。そのためにSNSやブログを死ぬほど使い倒し、そこから得られた成果を発表する。8名のプレゼンテーションを間近にしました。
結果が出ていないと喘いでいた人もいれば、回を重ねるごとに迷走する人も、次々と新しいチャレンジに果敢に挑んでいる人もいました。それでも最後は見事に帳尻を合わせてくる。誰一人漏れることなくハッピーエンドを創り出していました。
各々が望んでいる成功のモノサシが明確になって、そこに辿り着くまでのシナリオを思い描く。真摯に向き合うその姿勢に惹かれていく人たちが次々に現れる。そしてその人は応援される人になる。こうしてハッピーエンドは創り出されるのだと思う。
一見、順風満帆に見える人でも、はじめから成功している訳ではありません。耳から血が出るくらい考えまくって、足が棒になるくらい行動しまくって、ようやく手繰り寄せるものだと思います。それでも批判に晒されたり、足を引っ張られるなど、突然のアクシデントに襲われることもあるかもしれません。
ボクたちビジネスリーダーこそ、応援される人になることが大切です。応援される人は、人一倍、人を応援してきた人です。”ハッピーエンドを創り出すチカラ”を手に入れた彼らの今後の飛躍が楽しみです。4ヶ月間ありがとうございました。ここからがスタートですね。