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かっちゃんです。
圧倒的な違いを生み出したレジェンド遠藤保仁
確かに相手が弱かっただけなのかもしれない。ただ、相手に合わせることなく、果敢にゴールに迫る日本代表が見たかった・・・そんなサポーターの願いに答えたのは、もはや伝説(レジェンド)的存在にある遠藤選手でした。
ブラジルW杯予選リーグ最終戦、コロンビアに惨敗を喫して以来、選出されていなかった遠藤選手、そのコロンビア戦はまさかの出場なし。そして今回、アギーレ新監督が選出を受けて出場したホンジュラス戦、当然、期する思いは相当な者だったに違いありません。
34歳という年齢、次回のロシア大会開催の年齢を考えると、若返りこそが日本代表の急務と考えられていた。しかし、大いなる期待を抱かせ出陣した、若きアギーレJAPANに、物足りなさを感じていた方も多かったことでしょう。
その物足りなさの正体は、「誇り」ではないでしょうか?これまでのメンバーに誇りがなかったわけではない、圧倒的な「誇り」、それは挑戦ではなく、プライドだ。ホンジュラス戦で躍動した、遠藤選手をはじめ、本田、香川、内田、長谷部、酒井、岡崎、吉田、森重、川島ら、ブラジルW杯組から感じ取れたのは、誇り高い「プライド」でした。
日本を背負うというプライド、そのプライドに賭けて勝つ。どんなに機能的な戦術を敷いても、戦う姿勢がなければ勝てるはずがない。奪われたボールを必死に奪い返す、無駄走り覚悟でフリーランニングを繰り返す、どの位置からでもシュートチャンスを見据える・・・遠藤選手のゲームメイクは、プレーヤーの心に火をつけ、完璧に試合をコントロールしていました。
柴崎選手や武藤選手ら若手選手の台頭とともに、今後の日本代表は、かつてから受け継がれて来た「魂」の継承を実践しなくてはいけない。代表引退は早過ぎる、遠藤選手にはまだまだやり残して来た任務があるのだ。
まずは来年1月から始まるアジアカップを見据えたい。ホンジュラス戦で躍動したブラジル組をしのぐ、若手の選手の活躍に期待したい。
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