こんにちは 勝村大輔(@gunners5050)です。
この記事を書いているボクは、現役の美容師です。
美容師歴は25年、人口20万人の市内に20坪ほどの小さな美容室を営んでいます。お店はまもなく開業から15年目を迎えます。
先日に下記のツイートをしました。
調べごとしてたらこんな記事に辿り着いた。(昨年のものだけど)
たぶん、てか、遠い将来、
美容室はオワコンになるね。
どうして?かは今度記事にします。
肌をケア、繊維を吹き付けて「人工皮膚」 花王が開発:朝日新聞デジタル https://t.co/lOVoDNyeWd
— サッカー馬鹿 美容師 勝村大輔 (@gunners5050) January 23, 2020
調べごとしてたらこんな記事に辿り着いた。(昨年のものだけど)
たぶん、てか、遠い将来、
美容室はオワコンになるね。
どうして?かは今度記事にします。
肌をケア、繊維を吹き付けて「人工皮膚」 花王が開発:朝日新聞デジタル
ツイートのネタ元は、下記のニュースです。
肌をケア、繊維を吹き付けて「人工皮膚」 花王が開発:朝日新聞デジタル
美容液の浸透を促すなど、美容の目的で作られた人口皮膚ですが、保湿効果で傷の治療にも適しているなど、今後、医療分野での活用も視野に入れているとのこと。
このニュースは昨年末のリリースですが、もうすでに、「人口皮膚まつ毛」など、現場レベルで実用化されています。
このニュースを見て、思わず妄想してしまいました。
それは、カツラの劇的な進化です。
人目見て違和感のある『ヅラ』はもはや過去の遺物。
現在の『カツラ』事情は、圧倒的に高度化されています。いわゆる『バレないカツラ』ってやつです。
実際に、部分ウィッグを利用している中高年女性は、圧倒的に増えています。
自然な仕上がりを実現する人口毛髪の進化に加え、装着の違和感がない人口皮膚が合わされば・・・
もはや「カツラで良くね?」となる。
カツラの日常化は、いずれ美容師の仕事を奪うかもしれない。
そう考えたわけです。
美容師の仕事を奪うのはAIか?それともテクノロジーか?
将来的には、ロボットが美容師に代わりカットする時代が訪れる。
このような予言を、よく耳にします。
例えば、
オカマの中に頭を突っ込んで、静電気か風で、すべての髪の毛を逆立たせる。
あらかじめデザインされた型に沿って、レーザーで髪を切る。
オカマを取れば、ほら出来上がり。
仕上がりまでの所要時間は3分。
このような古典的なカットマシーンが開発されるかもしれない。
あるいは、カリスマ美容師の手技をAIが習得し、その知能を搭載したロボットが、人間さながらにカットをおこなうかもしれません。
いずれにしても、髪はハサミで切るという発想から逸脱すれば、人間がカットする必要はなくなるでしょう。
しかし、美容師の仕事を奪うのはAIではなく、テクノロジーであると、ボクは想像します。
その答えが、前述した『カツラ』です。
よくお客さまが冗談で、「もう面倒だから、丸坊主にしてカツラ被ろうかしら?」という笑い話。
美容師なら一度や二度はしたことありますよね?
好きなヘアースタイルを手に入れるために、人間は髪を剃る。
その日の気分に合わせて好きなデザインのカツラを身につける。
いずれ人間の毛髪は退化する。
これがボクが妄想した未来予想です。
遠い未来の話ですが・・・。
いずれ美容室は不要になる
ボクはこう予想します。
そもそも美容室の存在意義は何でしょうか?
・お客さまの好みのヘアースタイルを作る
・白髪、薄毛など、お客さまの”不”を解決する
そのために、カット、パーマ、カラー、縮毛矯正など、美容師の技術が生かされるわけですよね。
これって「カツラで解決しませんか?」というわけですよ。
既にバリカンなどは、安価で出回っているので、残念ながら、美容師のお役御免となるわけです。
美容師はヘアーデザイナーに変わる
未来の美容師は、お客さまの”不”を解決するのではなく、カツラのデザインを発想する。あるいは、カツラのカットをおこなう。
つまり、ヘアーデザイナーになる。
かなり大胆ですが、これが美容師の未来像かもしれません。
過去を遡れば、美容室の未来は、案外、容易に想像できます。
なぜなら、これまでも、これからも、技術の進化は、医療→コンプレックス美容→美容室という順番で降りてきているからです。
今後は、細胞レベルの再生医療の進化により、若返りも実現するかもしれません。
今回は以上です。
信じるか信じないかは、あなた次第です!ww
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