サッカー馬鹿

2020.2.16

【J1 2020】順位予想&プレビュー

シーズン・プレビュー

マリノスが二連覇!?

昨季王者マリノスの勢いは止まらない。ポステコグルー体制三年目を迎え、アタッキングフットボールさらなる進化を遂げる。

オナイウや水沼など、今季に向けての補強も完璧。昨年同様に万全のバックアップで二連覇が濃厚。隙が見当たらない。

対抗馬として挙がるのは、川崎と鹿島。大型補強をおこなった鹿島だが、ザーゴ新監督の手腕は未知数。実力者が揃う川崎は、若手の台頭次第。

天皇杯、ゼロックススーパーカップと立て続けにタイトルを獲得し勢いに乗る神戸は、夏の補強が鍵。さらなるビッグネーム獲得でリーグを盛り上げてもらいたい。

昨季、最終節までもつれ込む優勝争いを演じたF東だが、新たに獲得したアダイウトンとレアンドロ、両ブラジル人プレーヤーの活躍次第。昨季後半の戦いぶりを見る限り怖さを感じない。

自動降格は鳥栖と横浜FC、清水はプレーオフでギリ残留

メインスポンサーの撤退、クエンカの移籍など、シーズン前から不安要素が多い鳥栖の残留は厳しそう。

13年ぶりとなるJ1に挑戦する横浜FCは、かつての名プレーヤーを揃えるも実力不足は否めない。すべては下平監督の手腕に委ねられている。

新監督クラモフスキーを迎えた清水は、アタッキングフットボールの浸透には時間が必要だろう。ポステコグルー1年目のマリノス以上に混乱を招くと予想。それでも後半戦に強さを発揮しこの位置でフィニッシュ。

イサック・クエンカを獲得した仙台だが、木山新監督率いる仙台は、チームが噛み合うまで時間がかかりそう。

昨季の藤本につづき、オナイウの放出は痛手なはず。アタッキング陣を中心に戦力補強をおこなった大分だが、片野坂サッカーのそうカンタンには浸透しない。

ダークホースは札幌

ミシャ体制三年目の札幌が旋風を巻き起こす。昨季のルヴァンカップファイナリストは、更に連携を深め勝ち星を積み重ねるだろう。懸念材料はケガ、層の薄さが上位進出を阻むのか。

大型補強をおこなったG大阪と名古屋は、監督次第。タレントが揃っているだけに、成績次第で途中解任もあり得る。

ダークホース候補をもうひとつ挙げるなら、昨季、圧倒的な強さでJ2を制した柏だろう。昇格即優勝を成し遂げた2011年の再来なるか。

堅実補強が奏功し湘南は中位

走る粘る湘南スタイルを踏襲した浮島湘南は、躍進するだろう。主力の大量放出は正解。分析困難の湘南が旋風を巻き起こす。

広島とC大阪も上位進出の可能性あり。両チームともに監督力が抜きん出てるからだ。大きな補強が見られない分、チーム力は確実に高まるはず。大物食いでリーグを盛り上げ欲しい。

昨季J2得点王、レオナルドを獲得した浦和。大槻監督の続投、新布陣の試行など、シーズン前から不安要素が多過ぎる。このままの状態でシーズンを終えるとは思えない。

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