サッカー馬鹿

2016.4.25

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改革路線に転じるか、既定路線を貫くか。全ての責任はリーダーが負うべき。【J1 1st 第8節 湘南vs大宮】

J1 1st 第8節 湘南ベルマーレvs大宮アルディージャ

▼今シーズン、粘り強い戦いで勝利を積み重ねる大宮
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湘南0-1大宮

1stステージも8節を終え、いまだ未勝利の湘南が心配だ。主力が抜けた穴という言い訳はもう通用しない。それよりもパウリーニョ、端戸、長谷川アーリアジャスールら新加入の選手たちが狙い通りにフィットしているのか、あるいは、監督が示す方向性に間違いはないのか。ここまで勝てていないと、此処彼処で様々な議論が巻き起こっても不思議ではない。

湘南同様に、成績不振のクラブは幾つかあるが、福岡もまた、未だ勝ち星に恵まれていない。8節を終えて、勝ち点3の福岡、勝ち点2の湘南。低迷が続く両クラブには奇妙な共通点がある。

それはいまだ監督を続投させているという点だ。コレだけの成績不振にもかかわらず何故か監督解任が話題にすら上がらない、この現象は先ず海外では考えらない。

一方では監督解任を早期の段階で決断し、うなぎのぼりに順位を上げているクラブもある。メンデスを更迭し、下平ヘッドコーチを監督に昇格させた柏だ。

湘南と柏にもまた共通点がある。工藤、クリスティアーノら主力を放出し、大幅な戦力ダウンに喘いでるという点である。

では何故、柏は息を吹き返すことに成功したのだろうか。その答えは“改革”である。攻撃よりも先ずは守備、先発メンバーも大幅に変更し、若手を積極的に起用、メンデスが敷いた既定路線を完全に払拭したのだ。

IMG_6901▲8節を終え、未だ未勝利の湘南。

早めの段階で改革に踏み切り、息を吹き返すことに成功した柏。試行錯誤を繰り返すも既定路線を貫く湘南。どちらが正しかったのかと問われれば、今の所、柏と答える他ない。但し、監督交代が全てかというとそうではない。凝り固まった組織に劇薬を注入する。サッカーだけでなく、ビジネスの場でも、コミュニティーの場でも、改革は簡単ではない。一つ間違うと、組織は崩壊しかねないからだ。

しかし、湘南が監督交代に踏み切らない理由はそれだけでもない。強烈なリーダーシップと、愛されるパーソナリティーを持つチョウ監督の代役などいるはずがないからであろう。

結果が出ない。その全ての責任は、リーダーが負うべき。だからと言って、辞めるという選択肢が全てではない。ボクは、湘南が選択した続投という決断に賛同だ。アンラッキーな失点で敗戦を喫してしまったこの日の湘南だが、劣勢の中でも何故かチーム一丸を感じさせる。不思議な魅力を持つチームがゆえに、今後の巻き返しに期待したい。

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