つまらない日常と嘆くか。今置かれてる状況を如何に楽しむか。【SNSフロリダ族】
残すとこあと1回となったSNSフロリダ族
はじめはただの変人だと思った。いいや、変人の仮面を被った普通の人。直感的にそう思った。これがイウラの第一印象。ボクもSNSを始めてから6年ほどになる。こういった発信をする奴に注意しなければならない事くらいは承知済みだ。
こう見ると、大したパターンはないんだけどね(笑)
毎朝Facebookで見かけるお決まりの変顔インカメ。プロフィールには、多毛なタクシードライバーと書いてあり、ブログの文末には「アデュー=フランス語で永遠の別れ」と締めくくる辺りが、コイツノヤバサを象徴しているかのようで。(笑)
距離感とか、空気感とか、くれぐれも頼むね。
ただTwitterに関しては別だ。ツイートを楽しんでるって感じ。ちょっと執拗だったり、空気の読めない@ツイートやリツイートも気になるところも多々あるけど、自由なんだもん。誰がどう使おうと自由。SNSはリテラシーこそ大切だけど楽しみ方は人それぞれ。本来なら誰にも文句は言えないんだよね。
<痛タクドライバー@井浦惇>
マジでヤバいのが来た。そう思ったよ。
そんなイウラですが、実際会うと大人しいんだ。ネットの虎って感じ。Twitterの世界の人。はじめこそそんな印象だったけど、関わっていくうちに”ボクの中のイウラ像”は覆されることになる。
タクシードライバーなのになんでSNS学ぶの?
そもそも彼は何の仕事をしているのかというと、タクシードライバーなんです。どうしてタクシードライバーをやってるのかと尋ねると、まぁ諸事情は色々ある訳で、前職は公務員だったってことだけはお伝えしておくね。
イベントを開催するのが目標だそうです。
趣味はエンターテイメント。自身もドラムをやってるし、映画やドラマ、漫画大好きで、楽しいこと、人を楽しませることが好き。イウラの内面を知るうちに、彼の奇怪な行動も妙に心地良く感じてくるから不思議です。
SNSからリアルへ。
そんなイウラにも熱狂的なサポーターがいるようで。わざわざタクシーを呼んでくれる物好きな人もいるみたいで、SNS上でもよくこんな投稿を見かけます。
他にも、
あ、秋葉原のお客様は、「写真だけ撮って話しをしたのでは申し訳ないから、駅を一周乗っていきます」ということです。
こんなエピソードもあったそうです。「ヤルなーE浦!」
そんな彼が運転を任されてる日本で唯一の「痛タク」(アニメが描かれてる痛いタクシーね。)がHNKの人気番組『おはよう日本』で紹介されてましたね。セリフもちゃんとあったし、彼のツイートも紹介されてました。
「スゴイね!」
Twitter上でも面白かった。
好きな事を仕事に取り入れよう。
好きな事を仕事にしちゃえ。
遊びのような仕事、仕事のような遊び。
その真髄は、日常に楽しみを見出すことなのではないか。ボクは彼を見ていてそう思うようになった。
よくこんな事を耳にします。「投稿することなんてねーし。」「毎日代わり映えのない生活だし。」ボクら美容師でもこう言う人って、とっても多い。「好きで選んだ仕事だろ!」そう思うこともあるけど、その気持ちはわからなくはないよね。
でもイウラなんてタクシードライバーだよ。「とりあえず就いた仕事」「オレはココには留まらねー」ボクだったら、そう思っちゃうかもしれない。もちろん、タクシードライバーだって立派なお仕事だけどね。
つまらない日常と嘆くか。今置かれてる状況を如何に楽しむか。SNS活用のコツは楽しむこと。そして楽しませること。イウラがエンターテイナーとして沢山の人たちを喜ばせる日もそう遠くはないかもしれないね。