日記

2016.11.21

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雇うということは、その先の家族のことも考えなくてはいけない。

【雇うということは、その先の家族のことも考えなくてはいけない。】

23クヮ

ボクのお店、ガナーズ・ヘアードレッシングには、パートタイムで働いてくれているスタッフがいます。

そのスタッフとボクは同い年。43歳。けれどもボクと彼女の生活環境は真逆にあります。ボクは妻と二人で子供はいない。彼女は子供4人のシングルマザー。お互い分かり合えない環境の中、生活している。

「もっとお店のこと考えてくれないかなぁ。」「もっと頑張ってくれないかなぁ。」正直なところ、ボクは彼女の働きぶりに不満だった。どうしてそう思ったのかというと、彼女が口にしている不平不満を、ただのワガママだと感じていたから。

藤村先生の講演を聴いても、ボクがSNSの必要性を訴えても、聞く耳を持たない。そんなわだかまりを抱えたまま数ヶ月が過ぎ、今日、他のスタッフが急の休みで、彼女を入れて3人きりで営業することになった。

そして今日、指名客が少ない彼女と、土曜日曜しか出勤していないボクでは、案の定、お店は暇なわけで、掛かってくる電話のほとんどは、他の日の予約ばかり、こんな機会は滅多いないから、ボクはお店の掃除をすることにした。はじめこそ、違う業務をしていた彼女も、ボクと合流して、一緒に掃除をした。

仕事のことではなく、他愛のない話が始まった。彼女の話はいつも子供のことばかり。彼女とお客さんとの会話を聞いてても、決まって子供の話になる。自分のことばかり話していて、果たしてお客さんは楽しいのかどうか。不安なことも結構ある。

そんな時、彼女のスマホに電話がかかってきた。どうやら子供のことらしい。何かトラブルがあったらしく、彼女は、ボクに早退を申し出た。ボクは彼女の要求には100パーセント答えてあげるようにしている。わからない世界のことだし、先ずは全面的に信用する。そう決めてるから。

「仕事が残っているから、また後で戻ってきます。」そう言い残した彼女でしたが、気丈に振る舞う彼女にボクは心配になった。その後、お店は忙しくなり、バタバタとしていた最中に彼女は子供を連れて店に戻ってきた。

どうやら大事には至らなかったらしい。

いつも以上にテンションの高い彼女を見て、ボクは反省をした。無理してんなぁとも思った。そりゃあそうだろ。もし彼女の立場にボクがいたら。彼女はスタッフである前に、母親であること。わかっていたつもりだったけど、全くわかってねーなと反省した。

今、彼女にとっての全ては家族なんだと。彼女は全てを犠牲にしてでも家族を守ろうとしている。

「チカラになりたいなと思った。」そう思えた今日がサイコーの1日だと思った。お店は暇だったんだけどね。(笑)

働いてくれることに感謝します。これこらもヨロシクね。ボクも精一杯サポートします。彼女と彼女の家族のしあわせを考えなくてはいけないな。

経営者としての未熟さに凹み、妙に清々しさを感じた今日でした。

という日記的な記事で失礼します。
それではまた。

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