コンサル

2017.11.9

再現性のない魅力がある。北海道の小さな町で感じたこと。【比布町エクスマ化プロジェクト】

再現性のない魅力がある。北海道の小さな町で感じたこと。【比布町エクスマ化プロジェクト

再現性のないことに価値がある。それは町おこしも一緒。

一年前から始まっている『比布町エクスマ化プロジェクト』冒頭の講演で師匠はこんなことを仰っていた。

北海道旭川空港からクルマで30分ほどの距離に比布町はある。静かな田舎町です。北海道といえば夕張メロンをはじめ全国に知れ渡る特産品に恵まれているが、比布町と聞いて正直なところピンと来るものはない。

そんな比布町ですが、何十年ぶりに人口が増えているそうです。なぜこのようなことが起きはじめたのか。その背景にはエクスマ化プロジェクトがあるから。師匠の講演を聴き終えた時、それは確信へと変わった。

よく町おこしを目的としたイベントが催されることがありますよね?企画次第では、一時的に人を集めることも可能だし、一定の経済効果が生まれるかもしれない。

日本一の〇〇といった建造物を建てたという話もよく聞きます。これまた一時的に観光客を招致できるかもしれませんが、日本一などという価値はカンタンに覆されてしまいます。すぐに飽きられてしまい忘れ去られてるも時間の問題です。

比布町の魅力は”人”です。農業を生業にしながらもファンタジー小説を書いているおばちゃんが居たり、農業をかたわらにDJをしている人が居たり、とにかく個性的な人たちが多いのです。

そして彼らはSNSを楽しんでいる。この人に会ってみたい、この人とお話ししてみたい。彼らの発信そのものが比布町の魅力なのです。こればかりは再現しようがありません。

〇〇をしながら趣味を楽しんでいる。その趣味の部分が進化したら、もっと面白くなりそう。少しでもお役に立ちたいな。そんな想いを込めて講演させていただきました。

また会いたい人がいる。もっと親しくなりたいなと思う人がいる。いっそ住んでみたいと思ってしまう。比布町の魅力が全国に伝播するのも時間の問題ですね。

またいつかお会いしましょう!

<当日の様子は下記のツイートからどうぞ。>

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