サッカー馬鹿

2017.11.24

SNSなきJクラブの繁栄はない #fc岐阜

SNSなきJクラブの繁栄はない

FC岐阜スタジアム女子会の風景 撮影:タクミ

FC岐阜は7月30日(日)J2 第25節 FC岐阜vsザスパクサツ群馬に先立ち岐阜メモリアルセンター長良川競技場の記者会見室で『FC岐阜スタジアム女子会』を開催。「女子サポーターにも楽しんで頂けるスタジアムづくり」を題材に50名の女子サポーターが一堂に会して活発な意見が取り交わされた。

「託児所が欲しい、ベビーカー置き場が欲しい。」環境面の改善を求める声や「インスタ映えするスイーツや食べ物、グッズを販売して欲しい。」SNSにまつわる提案。「レンタルユニフォーム」や「選手の等身大パネルの設置」観戦をより楽しめるような工夫を求める声などが挙がった。

中でも印象的だったのが、公式インスタグラムを開設して欲しいという要望である。写真を投稿して楽しむ人に限らず、情報収集に役立てる人が多いことがその理由にあたる。

先のインタビューでお届けしたとおり、FC岐阜はSNSの活用に積極的な姿勢を示しているが、発信者のリテラシーや炎上を恐れリスクマネジメントを優先するなどの理由で多くのJクラブはインターネットをはじめSNSの活用に未だ消極的な風潮が見受けられる。

スマホの普及率が格段に高まっている。それに伴い当然スマホを手に来場される観客の大多数の人がスマホで撮影しSNSへ投稿する。趣味がある人ほどその傾向にあるのは言うまでもない。

絶品のスタジアムグルメを案内してくれたFC岐阜サポーター 撮影:タクミ

とりわけFC岐阜のサポーターによるSNS投稿こそ得てして妙である。この日の取材にあたりその旨をツイートをしたところ数名のサポーターからのリプライがあった。「スタジアムグルメを是非堪能してくださいね。」「飛騨牛串焼きがオススメです。」「ご馳走しますよ!」という具合に即座に反応がある。こうしたサポーターたちによるSNS投稿はクラブ運営の一助になっている。

今季からJリーグの試合中継はDAZNによるインターネット動画配信により行われている。インターネットでチケットを購入し、インターネット動画で試合をチェックする。その様子は随時SNS上に投稿され瞬く間に拡散され其処彼処でユーザー同士の交流が発生する。

もはやスタジアムに訪れる観客に限らず、サッカーを楽しむ全ての人々にとってSNSは欠かせないツールとなっている。Jクラブ隆盛のキーワードは確実にスマート化といえよう。

<了>

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