コンサル

2018.1.23

ねぇ、いつまでインプットし続けるの?どうして急に教えたがるの?

ねぇ、いつまでインプットし続けるの?どうして急に教えたがるの?

フロリダ族 江ノ島会場にて。

「勉強になりましたっ!」とか言って、いつも色んなタイプのセミナーに参加ばかりしている。そういう人は決まって自分の意見を言おうとしない。てか、それだけ勉強しているにもかかわらず意見がないのかもしれない。だからSNS上でもシェアやリツイートに終始してしまう。たぶん会社でも「あの人の本を読め!」とか言ってるんでしょうね。

かと言えば、大した成果も上げてないくせに、すぐに人に教えようとする。俗に言う「教えたがリーノ」ってやつ。その前に先ずは自分が行動すべきでしょ。圧倒的な結果を出さなきゃ。そうしているうちに「教えてください」と向こうから言われるようになる。教えるのはそれからでも遅くはないのにね。

そういう、おじさん、おばさんを見て、きっと若い子は「気持ちわるぅ~」って思っているんでしょうね。勉強しているところを見せたがる、そしてすぐに教えたがる。まぁ、スーツ着て、マイク持ってる写真をプロフィール画像にしている人は大抵そんな人ばかりだと思う。

それにすぐ自画自賛するんだよ。「大好評です。」とか「売れてます!」みたいな。思わず「自分で言うなよ。」とツッコミを入れたくなってしまう。

という悪口は一旦置いておいて。(笑)何が言いたいのかというと、SNS上においては特に、おじさん、おばさん、というだけで不利な立場にいることを少しくらいは認識した方がいい。

だって若い女の子に「可愛いね」と言っただけで、気持ち悪いって言われちゃうんですよ。同じことを二度言っただけで、シツコイって煙たがられちゃうんですよ。メシ食ってるだけなのに汚いって、避けられちゃうんですよ。残念ながらおじさんってそういう存在なんだよ。

でもカッコイイオトナもいますよね。謙虚で嫌味がない、スマートなんですよ。それでいてアカデミックなのに、知識をひけらかせるわけでもなく、ユーモアたっぷりにおどけてみせてくれる。優しくて、ソフトな雰囲気を漂わせている。「くぅ~」カッコイイなぁ~って同性でも惚れてしまうような、そういうオトナも実際にいます。

じゃあどうしたらいいんだよ。そんな反発の声も聞こえてきそうですが、残念ながらボクにはその解決方法は分かりません。ただ強いて言えば、エネルギーを注ぐべきところを変えた方が良いということくらいしか言えません。

若い子たちから歓迎されること。そのためには「若いからいいよねぇ~」とか言わない。アニメやアイドルやマンガ本をバカにしない。変化を毛嫌いせず、好奇心を持ってチャレンジしてみるとか、寛容に、寛大に受け止める広い心が持てるように心掛けるしかない。

そしてやはり自分の意見をしっかりと持っていることですね。こだわりがあること、馬鹿と言われるくらい夢中になることがあること。魅力的なオトナになる努力をしないとSNSから排除されてしまいますから。

〈了〉

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