日記

2018.2.16

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”チーム一丸”という虚像に想う。

”チーム一丸”という虚像に想う。

またこんな記事を書いてしまうと、ひねくれ者と揶揄されてしまいそうですが、ボクはどうも斜めからモノゴトを見てしまうクセがあるようです。それでいて堪え性もない、だからこうして直ぐに書きたくなってしまう。

SNS上に投稿される写真を眺めていると、その真偽をつい疑ってしまいます。たとえば、社長とスタッフ、皆が笑顔でピースしている写真。そこには「今日も一日がんばるぞ!」といったテキストが添えられている。いわゆる”チーム一丸”アピールです。

こういう写真を見ると「えっ、ウソだろ?」と思わずつぶやいてしまう。何か特別なイベントがある日なら分かるけど、そんな日常なんてありえねーだろと思うわけで。

“チーム一丸”は社長の希望なんですよ。テンションの低い朝っぱらから、理念を唱和させられ、社歌を歌わされ、ましてやラジオ体操なんてさせられて。すぐそうやって無理矢理”チーム一丸”作ろうとしたがる。

ホットコーヒー片手に「うぃーす」くらいの朝がちょうどいいんです。身体が温まってきたら「そういえば昨日さ~」くらいの無駄話が始まる。そんな朝でもいいじゃないですか。

ボクはどちらかというと社員旅行には否定的な立場なんです。なんだか押しつけがましいと思うし、社長になってはじめて気づいたことは、社員旅行は”社長の憧れ”でもあり”社長の弱さ、恐れ”でもあります。

これまたかなり捻くれた意見だと思われるかもしれません。「社員同士の交友を深めて業績を上げたい」何を隠そう社長にとってこれが社員旅行の目的です。もちろん労い気持ちも多く含んでいます。だったら、休みとお金をあげて、好きなところに出かけてリフレッシュさせてあげたらいいのに。ボクならそう思うんです。”チーム一丸”は社長の憧れなんです。ホッとするんですよ。嬉しいんですよ。

でも残念ながら、社長のその想いは伝わらないことの方が多い。社員旅行から戻ってきた翌日に、スタッフから「辞めたい」と言われたという話をよく聞きます。ボクはこれを社長の”弱さの現れ”だと受け止めている。例外なく、社長は優秀な社員には辞めて欲しくないんです。だからどうにかつなぎとめておきたい。社員旅行をその手段だと考えていたから、思わずそうこぼしてしまうのです。その社員からしてみれば、もともと辞めようと考えていたはずです。その区切りとして、たまたま社員旅行を選んだだけのこと。

そろそろ”チーム一丸”という虚像を追い求めるのはやめませんか?

チーム一丸とは、本気の集積だと思うんです。本気で仕事に打ち込んで、本気で楽しめていて、メンバーの心が通い合う。それが”チーム一丸”という形に現れるだけ。上辺だけでは成しえることはできません。

そりゃあカメラ向けられればピースくらいしますよ。笑顔くらい振り撒きますよ。大人なんだから。その”チーム一丸”はホンモノですか?

〈了〉

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