SNSの使い方も次のステージに向かうべき
時代は急速に次のステージへ移ろうとしている。急速に、ほんとうに急速に、ボクは絶対に乗り遅れてはいけないという焦燥感に駆られている。
次のステージとはいったい、そのヒントになるのが師匠の新刊『SNS消費時代のモノの売り方 「3つのF」が価値になる』に記されている”顧客ではなくファンになってもらう”という教えです。
それはボクらがエクスマを通じてずっとやってきたこと、でも、そのやり方が時代の変化ともに進化しているということを見逃してはいけない。
お客様にご利用いただくための仕組みづくりから、お客さんに好きになってもらう、お友だちのように仲良くなるための取り組み。そしてこれからボクたちが模索すべきことは、お客さんから熱狂されるための方法ではないだろうか。
たとえば、ボクが経営する美容室『ガナーズヘアードレッシング』の場合、「大和 美容室」で検索されるのか、あるいは「美容室 ガナーズ」なのか。はたまた「サッカー馬鹿」と検索され来店に至るのか。どこを意図するのかで当然シナリオが変わってきます。
そのために、他店との差別化を打ち出すべきなのか。ガナーズを目指してもらうのか、あるいはボク個人を目当てにしてもらうのか。おのずとSNSの使い方もシフトしなければなりません。果たして、これまでのSNS活用のままでいいのだろうか。いいはずはありませんよね。
新たなサービスの出現によってユーザーの要望も変わってきています。AIが着々とボクたちの仕事や生活に影響を与えはじめています。SNSは既に日常化しています。特にAmazon echoなどのスマートスピーカーの普及は情報発信者にとって大きな分岐点となりそうです。
「もしかしたらスマホを見る時間が減るかもしれない」師匠がおっしゃっていた言葉がとても気がかりです。だって音声が中心になったらブログも音声で読み上げられ、動画も見られるかどうかも分からなくなるわけでしょ。そうなれば当然やり方を変えなければいけないわけです。
ますます、より個性的に、より独創的に、発信力に磨きをかけなくてはいけません。
今こそSNS活用のシナリオの再構築が急務だと考えます。これまでは、まんべんなく、あらゆるSNSを使いこなしてきました。けれどもこれからは、〇〇に力を注ぐ、〇〇はやらない、など選択することも必要かもしれません。
昨日の東京エクスセミナーで感じたことは概ねこんなことでした。
最後にセミナー中もっとも印象に残ったお話がありました。それは「なぜ幕末に薩摩藩が台頭したのか。」というはなし。毒を盛られ命の危険にさらされた島津斉彬が言い放ったことば「命の心配よりも我にはいち早くやらねばならぬことがある」そこにあったのは”危機感”でした。と言っても今やっている大河ドラマ『西郷どん』を観ていないとサッパリ分からないですよね。(笑)今日はこの辺で。