ブログは嫌われ者か?喜ばれる記事に仕上げるために大切な3つの考え方
〈テクニックの裏側には、読者への”親切”がなければならない。〉
ブログ記事の文字数は1000文字以上が相応しい。ボクはかねてからそう主張してきました。その真意は、読み込まれるほどの価値ある情報を届けるべきだと考えているからです。
勘違いして欲しくないのは、文字数が多い方が見栄えがいいというような表面的な理由ではなく、滞在率を高めた方が効果的だというテクニック的な理由ではないということ。問題は読者にとって利便性が高いかどうか、読者視点が大切なのです。
ブログ記事に目次をつける理由もまた同じです。確かに目次をつけることで検索エンジンに優位を働きかけ、上位表示の推進力になると囁かれているのは事実です。ですがブログ記事を最初から読み進めなくても、知りたい項目へ即座に向かうことができる。これは読者にとってありがたい機能だと喜ばれているのも事実なのです。
ブログの閲覧数を増やしたい。もしそうお考えであれば、読者側の利便性を熟考しなければならない。テクニックの裏側には、読者への”親切”が含まれてなければならないのだ。
〈閲覧は読者とのコミュニケーション〉
読者にとって役立つ情報とはなんだろうか。その記事は本当に役立ったのか、それとも役立たなかったのか、読者の心情を表す数値は、閲覧数ではなく滞在率です。読了率という言葉にも置き換えられます。
果たしてその記事は本当に読み込まれているのか、あるいは流し見程度で終わってしまっていないだろうか、「見た」「知った」「分かった」この違いは成果に大きくかかわってきます。
ブログ運営の最大の目的は、商品やサービスを購入やお問い合わせ、こういった消費行動への喚起に他なりません。ユーザーの心を動かすには、まずは関心を持ってもらわなくてはいけません。そして内容の理解と咀嚼を促すこと、さらには好感度を高めること。ブログの読了率は”ファン化”へつながる”コミュニケーション”と考えます。
〈ブログは嫌われ者?〉
SNS上において、ブログの立ち位置は大きく変わりました。アルゴリズム(表示順序を決めるルール)変更の実施が大きく影響しています。記事のリンクは、その内容にかかわらず売り込み行為だと一律に認識されるようになりました。ブログ運営者にとってSNSからの流入が期待できなくなってきたことは大きな痛手です。
はたしてブログは嫌われ者になってしまったのだろうか。ボクはそうは思わない。むしろますますブログが重宝されるようになる。なぜなら内容の薄い記事は淘汰され、質の高い記事を多く目にすることになるからです。
良記事には発見があります。たとえ売り込みだとしても、素晴らしい体験を提供できれば喜ばれます。記事をとおして良いイメージを持ってもらうことも十分可能です。そのためには一方的な配信にとどまらずに、コミュニケーションを意図する必要があります。ブログ運営には読者と一緒に築き上げる姿勢が大切かもしれません。
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