ACL2019はいよいよグループステージが開幕する。日本から出場するのはJリーグ王者川崎フロンターレと天皇杯を制した浦和レッズ、プレーオフを勝ち上がったサンフレッチェ広島、前ACL王者鹿島アントラーズが大会2連覇を狙う。
2017年 フッキ、オスカル、エウケソンの強力ブラジル人トリオを擁する上海上港との準決勝を制した浦和は決勝でアル・ヒラル(サウジアラビア)を破り10年ぶりのアジア制覇を成し遂げれば、2018年 水原三星(韓国)との激戦を制した鹿島が決勝戦、イランの名門ペルセポリス降ろしクラブ史上初のアジア制覇を成し遂げた。
2年連続でアジアを制覇した日本勢は今季、3年連続のアジア制覇の快挙に挑む。その筆頭格として挙げておきたいのは、やはりJリーグ2連覇を達成した川崎ではないだうか。
川崎は今シーズンに向けて、ロンドン五輪得点王のFWレアンドロ・ダミアンをはじめCBジェジェウ、右サイドバックのマギーニョのブラジル人選手の獲得。さらに馬渡 和彰(広島)や山村 和也(C大阪)といった攻守にわたる主力級の補強を行い、さらに昨シーズン、海外遠征に帯同しなかった中村 憲剛がグループステージ初戦、上海上港とのアウェイ戦にメンバー入りするなど、ACL初制覇に向けて万全を期す構えだ。
奇しくも川崎が属するグループHには、昨シーズン同組だった上海上港(中国)と蔚山現代(韓国)が同席している。昨シーズンの戦績は3分3敗。1勝も挙げることができずにグループステージ敗退を喫した川崎にとっては願っても無いリベンジの機会が巡ってきた。
中国サッカー・スーパーリーグ連覇の上海上港、オーストラリアAリーグ王者シドニーFC、そしてプレーオフを勝ち抜いてきた蔚山現代。強豪ひしめく死のグループを果たして川崎は勝ち抜けるだろうか。
今シーズン開幕前に行われたFUJI XEROX SUPERCUPこそ新戦力のレアンドロ・ダミアンの決勝ゴールで浦和を倒し今季初タイトルを獲得した川崎だが、明治安田生命J1リーグでは開幕から二戦、未だ勝利を手にしていない。例年どおり、尻上がりに調子を上げてくるであろう川崎だが、グループステージ突破最有力の上海上港との初戦で粘り強い戦いを見せておきたいところだ。
川崎は6度目のACL挑戦となる。
AFCアジアチャンピオンリーグ グループステージ
上海上港(中国)vs川崎フロンターレ(日本)/上海体育場
3月6日(水)20:30 放映:日テレNEWS24
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