年間30万円の経費削減は余裕です。
年間50万円削減も夢ではありません!
今回はこういった内容をお届けします。
先日にこのようなツイートをしました。
ここ一年で改めて感じたのは、利益を上げるには、売上アップよりも経費削減が先決。めっちゃ有益だったのは、税理士から会計アプリへの移行ですね。他にもLINE@や月額制の電子ブックも◎ テクノロジーありがたや〜
— サッカー馬鹿 美容師 勝村大輔 (@gunners5050) November 15, 2019
ここ一年で改めて感じたのは、利益を上げるには、売上アップよりも経費削減が先決。めっちゃ有益だったのは、税理士から会計アプリへの移行ですね。他にもLINE@や月額制の電子ブックも◎ テクノロジーありがたや〜
上記のとおり、利益を上げるには、売上アップの前に、経費削減が先決です。
例えば30万円の売上アップを目指すとします。
美容室の全国平均単価はおよそ6000円ですので、客数に置き換えると50人増やさなければいけません。
一日の客数の全国平均は1日10人と言われています。そうなると、お客さま一人当たり1200円の単価アップが必要になります。
なかなか大変ですよね?
では、30万円の経費削減を目指したらどうなるのか。
労力はほぼゼロ。
一瞬で達成できます。
その根拠を下記に並べてみました。
1. 会計アプリ
2. 電子書籍
3.電子カルテ
4.サブスクBGM
5.LINE@
ひとつひとつ説明していきますね。
※この記事を書いたのは2019年11月です。追加項目か見つかり次第、随時追記します。
この記事を書いているボクは、人口20万にほどの市内に、20坪ほどの小さな美容室を営んでいます。美容師歴は25年、お店は間もなく開業から15年目を迎えます。
なのでこの記事は、理美容室をはじめ、整骨院や整体院、エステサロンやネイルサロンなど、小さなお店を営む(これからはじめようとしている)人に向けた記事になります。
上に並べた経費削減策は、ボクが実際におこなったものです。今こうして振り返ってみると、経営的にどれだけ助かったことかと、改めて胸を撫で下ろしてしまいます。
ただ、もう少し早く気づいていればと、後悔もしている。この記事が全国各地で奮闘する同志たちに届けば幸いです。
1. 会計アプリ
これまで支払っていた経費は、
税理士顧問料/月額3万円(決算処理を含む)
現在は、会計アプリ使用料/月額1980円
法人の場合は、月額3980円
年間契約すれば、さらにお得です。
年間に置き換えると、
36万円→2万3760円
たったこれだけで、余裕で年間30万円の経費削減は実現できます。
一瞬です。
ボクが利用している会計アプリはコレです。(実は税理士さんが教えてくれたました)
もはや神アプリの一つですよね。
スマホユーザーならマストです。
料金プランは各種ありますが、ボクの場合
- 個人ではスタンダードプラン 1980円/月
- 法人ではベーシックプラン 3980円/月
を愛用しています。(規模によりますが、ボクはこれで十分です)
これまでは、まとめて売上や経費を打ち込んだり、溜まった領収書をノートにぺたぺた貼ってましたが、
このアプリは、スマホでカンタンに操作できるので、後回しにすることなく、毎日入力する癖が身に付きました。
領収書も写真機能で処理するのでマジで楽チンです。(もちろん機械音痴でも平気。)
収支は見やすく表にまとまっていて、現在の経営状況を常に把握できるので、後で「ビックリ!?」なんてことは起きません。
これまでボクは会計や決算など、財務関係のすべてを税理士さんにお願いしていました。
税理士さんは、会計とは別件で、借入や節税のアドバイスなどしてくださるので、たしかに頼りになります。
なのでボクの場合、年に一度の決算処理のみ、お願いする契約に切り替えてもらいました。
それだけでも、かなりの経費削減になります。
2. 電子書籍
これまでは雑誌にかけていた経費は、
月額/15.000円。
電子書籍に切り替えると、
月額/360円 年間契約3600円
年間17万6.400円の経費削減が実現します。
ボクが契約しいるのは『楽天マガジン』ですが、他に候補があるとしたら『dマガジン』ですかね。
一応、両者を比較しておきますが、個人的には楽天マガジンで良いのではないかと思います。
月額 | 年額 | 種類 | |
楽天マガジン | 380円 | 3,600円 | 200 |
dマガジン | 400円 | 4,800円 | 160 |
電子書籍に切り替えるにあたり、ただひとつ、懸念材料があるとしたら、閲覧に必要なタブレット購入のコストではないでしょうか。
こちらは一台、1万円程度で購入できるし、リースもありますので、これまでかけていたコストを考えれば、サクッと回収できますよね。
ちなみにボクのお店の場合は、高齢者が多いということもあり、ファッション誌とメンズ雑誌は電子書籍で、週刊誌や情報誌は紙で購入しています。
3. BGM
これまで店舗BGMは『USEN』と契約していました。
かかったコストは月額6.600円
現在は 店舗向けBGMサービス「Audiostock store music」 月額1.680円 年間契約で月額1.480円に切り替え済みです。
AmazonmusicとSpotifyを購入済みのボクにとって、店舗BGMにかかるコストは、はっきり言って無駄だと感じています。
だって著作権に関しては、こちらできちんと支払ってるわけだし、お店で流すくらいいいじゃん?って。
まあ、言いたいことはありますが、ここは黙って格安の店舗BGMを購入するに限ります。
店舗BGMで検索すれば、数え切れないサービスがズラリと並んでいますが、友人からの薦めに従いボクは『Audiostock store music』に決めたという感じです。
4. LINE@
これまで、ニュースレターやDMにかけていたコストは年間50万円ほど。
現在はLINE@で代用しているので、ほぼ0円。
ご存知、LINE@は、もはや店舗経営には欠かせないツールのひとつですよね。
料金プランは
フリー 0円
ベーシック 5.500円
プロ 22.000円
(すべて月額)
となっていますが、ボクが経営する店舗の規模だと、フリープランで十分に間に合っています。
これまでボクは、3ヶ月に一度の間隔でお客さまにニュースレターを届けていました。
そして、初来店のお客さまには随時DMを送り、馴染みのお客さまには元旦に年賀状を、ご無沙汰のお客さまには年に一度DMを発送していました。
LINE@の導入には、まずお客さまに登録して貰わなければいけないというハードルはあります。
ですが、このハードルさえクリアすれば、圧倒的なコストカットが実現します。
紙から電子へ。
この流れに、急がず、慌てず、お客さまに合わせて進めていけばいいかと思います。
5. 電子カルテ
これまでかかっていた紙代、印刷は、正直なところ不明。
現在は、電子カルテを導入しているためコスト0円
ボクが利用しているのは、タカラのポスレジ『SARONPOS LinQ』です。
こちらは月額/5.562円を既に導入しており、もともと機能に付いていた電子カルテを利用しています。
新規シートやカルテ、受付表に伝票と、ボクたちは、あらゆる場面で紙を使用し、インクジェットを補充しながら、プリントアウトする。
インクジェットは1セット/6.500円ほどします。おそらく、少なくとも年に3度は補充するので約2万円のコストがかかります。紙代も、積み重なればバカにはできません。
こちらも、紙から電子への移行となります。
本当に必要なものと、必要ではないもの、工夫すれば必要でなくなるものもあると思います。
まとめ
今回(2019年11月)にお届けした、美容室の経費削減策は5つです。
今後はツイッターなどでコメントいただき次第、追加していく予定です。
ご意見や情報提供いただければ嬉しいです。
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