本日最初の記事です。
こんにちは!かっちゃんです。
他人に興味があることって物凄い大切。だって、大抵の人は、自分さえ良ければいい、他人の事などお構いなし。これが一般的ですからね。
コレって人間の本能だと思うんです。だから、当たり前だし、それを非難する資格など誰にもありません。
でも、だからこそ価値があると思うんですよね。だって、誰だって自分に関心を持ってもらうのって気持ち良いじゃん。
されて嬉しいことをしてあげる。利害関係なく、スムーズにソレができる人って、ある意味天才だよね。
商売だって同じです。特に美容師なんてお客さんと一対一ですから、誰がなんと言おうと絶対にそうすべきでしょ。
お客さんに好奇心を持って接すること。
自分のカットの出来栄えとか、自分のこだわりとか、実はどうでもいいんじゃないかな。目の前のお客さんのことにどれだけ関心があるのか?リピートは間違いなくココと直結しています。
長い時間をかけてカッコよくカットしてあげたい。長い時間をかけてブローしてお客さんの髪をツヤッツヤに仕上げてあげたい。この姿勢が間違っているのかというともちろんそうではないし、むしろ美容師として尊敬に値します。
けれども、その行為は、本当にお客さんのためだけのものでしょうか?100パーセントそうだと言い切れますか?
果たして、1時間もブローされてお客さんは嬉しいだろうか。2時間も椅子に座り続けてお客さんは嬉しいだろうか。ボクだったら苦痛以外の何物でもありません。
100パーセントでなければ意味がないのです。
ビジネスの世界ではよくギブアンドテイクという言い回しをしますが、通常の人間関係においても、相手にそれを求めようとする人がいます。
私、これだけ親切にしてあげたのに、相手は気づいてくれない。あの人は冷たい人間だと決めつけてしまう。
ギブアンドテイクという感情が生じた時点で、それはもう親切とは言えません。
100与えて、1に感謝してくれればいいじゃん。他人に興味を持つこと。好奇心を持って接することは、その100に値するのではないかと、ボクは思う。
ギブアンドテイクの概念は、少なくとも、もう美容業界では通用しない。
100人の新規客に入客して、仮に30人が指名客になったとします。だからと言って、200人の入客で指名客が60人に増えるのか、300人の入客で90人になるのかというとそうではなくなったと思うんですよ。
多分、お客さんへの関心が薄い人は、200人入客しても、300人入客したって、指名客は30人のままなんじゃないかと思うんです。
人間関係を築けないと、上手くいかないのです。美容師は先生ではありません。かといって、お客さんは神様ではありません。人対人。平等なんです。だって、粗悪な商品を売りつけてるわけじゃないでしょ?価格に見合った商品やサービスを提供するのは、もはや当たり前なわけですしね。
それ以上が求められてるってこと。そのことにもっと向き合わなければいけないのです。