【自分のために発信しても、結果、会社に貢献していることになる。】
▲栃木県小山の老舗呉服店”あまのや”の天野さん。
今日は栃木県小山市の老舗呉服店あまのやさんでSNS活用講座をやりました。今回で2回目です。
初回は、SNSを使うとこんなに良いことがあるんだよ~というセミナーと、SNSツールのそれぞれの操作方法などのレクチャーをしました。そして今回は、各自のフィードバックから更に一歩進んだ発信方法と、動画作成をみんなで楽しみました。
「SNSどうかなぁ~。」「楽しんでくれてるかなぁ~。」約2ヶ月ぶりと、結構時間が空いてしまったので、少し不安でしたが、何てことない。みんな楽しそうにSNSライフを満喫してました。ただ、取り組んだからこその質問があったり、発信そのものに壁を感じている参加者もいました。
その壁とは、「何を書いていいのかわからない。」「反応が少ないのでモチベーションが下がる。」といったことでした。
よくある。っていうか、ボクも似たような壁にぶち当たりましたから、そんなことは朝飯前。
先ず、何を書いていいのかわからないという質問ですが、それは「何を」ではなく、「誰に」向けて書いたらいいのかという迷いに真相は隠されてます。
仕事のことを発信しちゃうと、友達に不快な想いをさせてしまうんじゃないかとか、逆に、仕事上のお客さんなのに、自分のプライベートのことを発信して失礼に当たらないかとか。そのうちに、一体誰に向けて発信したらいいかわからなくなってしまう。
マジメな人ほど、こういった悩みに陥りがちなんですよね~。
SNSを活用するということは、ある意味、公私混同を覚悟することです。ですので、その発信がお客さんであろうが、友達であろうが、ただ1人の人へ向けて発信すればいいのです。
その人に喜んでもらうこと。それだけでもう反応が取れたも同然なんです。たとえその人からの反応がなかったとしても、その発信は必ず誰かに届くはずです。だって、その時点で、その発信は独りよがりの発信じゃないですからね。
そして二つ目に続くのですが、反応がないからモチベーションが下がるってやつね。
それは、先ず、ちゃんと発信を継続してんのか、という問題は大いにありますが、それよりも、本当は見逃してんじゃないのか、ということが気がかりです。
イイねが1つ付いても、それって立派な反応でしょ。確かにシェアして貰えなかったとしても、売上が1円も上がらなかったとしても、見てもらえるだけで、それはもう反応なのですから。
そういう悩みを持つ人ってね、実は、他人の発信に無関心な人が多いんですよね~。人の投稿見てますか?もっと言えば、人に興味ありますか?ってことです。
発信には常にその先に誰かがいて、ボクらが受け取る発信も、必ず誰かが発信しているわけですから。自分の発信で頭の中が一杯じゃないですか?相手を意識してますか?ということです。
もし反応が欲しかったら、先ずは、あなたの方から反応することです。そして相手が喜ぶことを研究することです。そうやって繰り返しているうちに、必ずや、あなたの発信への反応は増えていきます。
そして最後にもう一つだけ。
会社のために発信しなくていいよ。それだったら、お客さんのために発信しようよ。だってお客さんが喜べば、それって会社のためでしょ。
なんか熱くなっちゃいましたけど、そもそもSNSは楽しむものですからね。遊び心を持ち続けたいですよね。
前回に引き続き、めっちゃ盛り上がりましたね。あまのやの皆様、ありがとうございました。
社内、店内にSNSをという方、もし良かったら気軽に声をかけてくださいね。(笑)
それではまた。