日記

2016.11.11

マジメな美容師ほどミジメなものはない。

マジメな美容師ほどミジメなものはない。

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サッカー馬鹿美容師ですけど。ナニカ?

美容師になろうと決める判断基準に、「サラリーマンにはなりたくないから。」とか「カッコいいから。」とか「女の子にモテそうだから。」など。動機なんて大抵不純なものだ。

まぁ、中には家業を継ぐために美容師を志そうとした人もいるでしょう。いずれにせよ、人と違うことがしたい。そういう風に思われたい。そんな、逸脱した人間になりたいという願望があったはず。

なのに、いつの間に常識を主張し始めたり、マジメさを強要したりして、目指した方向とは逆行してしまう。殆どの人がそうなってしまう。

善し悪しが問題ではない。ボクが言いたいのは、「あなた、そんなツマンナイ人間だったっけ?」ってこと。

人って不安に陥いる生き物なんだと思う。あれだけ人と違う事をしたいと言ってたくせに、いざ人と違うと分かると、不安になって、その他大勢の塊に流されてしまう。右を習えと平気で流されてしまう。

何万といる美容師の中で、あなたは逸脱した存在でしょうか?「本当にそうかなぁ。」それってあなた自身がそう思ってるだけで、他人から見たらその辺の美容師と同じように見えなくない?

美容師はアーティストだと誇示する人もいる。
美容師はサービス業だとわきまえる人がいる。

どちらが相応しいとか、どちらがトレンドだとかそんなことは関係ない。沢山のお客さんから圧倒的な支持を集めてる人が一番カッコいいに決まってるから。

美容師がかっこいいわけじゃなく、その人がかっこいいのだ。

好きなことに夢中なやつ。仕事をとことん楽しんでるやつ。お客さんや仲間のことを死ぬほど大切にできるやつ。

正否に捉われることなく、自分が好きなこと、楽しいと感じる事をとことんやり込む。その姿勢は他人から見たら相当偏ってるように映ってるかもしれないけど、その偏りがこだわりなんだと思う。

馬鹿と呼ばれるくらいハマろう。馬鹿はいずれ価値へと変わるから。もっともっとこだわらないとね。

そのこだわりをどんどん発信して、沢山の人たちを巻き込んでいく。今はSNSがあるんだもん。そんなのは容易いことなわけだし。

だから敢えて言ってやりたい。「マジメな美容師なんてミジメだよ。」あ、クソマジメならば、それは個性だけどね。

あなたがどんな人柄で、どんなこだわりを持って、どんな人生を歩んでいるのか。美容師だからカッコいいんじゃない。その人の生き様がカッコいいのだ。

そんな事を考えてました。
それではまた。

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