SNSは身分証明書みたいなもんやで
最近、NEWS PICKSなるニュースアプリにハマっています。PV稼ぎの下世話なネタもないし、知りたいことをメチャメチャわかりやすくタイムリーに教えてくれる。(興味深いコラムがたくさんあるから会員にもなってしまった。)
しかもですね、一つのニュースに対して識者、専門家の方々がコメント欄で持論を展開していくのですよ。コメントを読むだけでより理解が深まるし、あらゆる方向からの視点を踏まえることで、自分ならこう思うなという感じで僭越ながら意見をしたくなったきたりして。
そんなボクのようなユーザーのために、PICKというご意見箱が設置されています。コメントをすることも出来るし、フェイスブックとツイッターに載せて拡散することも出来る。
ただし、一つだけ条件が付いているんですね。フェイスブックを介して本人認証を得ること。
匿名の輩が好き勝手意見出来ないんです。本名を名乗り、正々堂々と意見を述べる。当然批判も同じです。逃げ隠れは許されません。
まぁまだコメントを入れるユーザーは、ダークスーツ姿のプロフィール写真の人が多いから、正直なところ面白い意見が少ないのが現状だけど、よりカジュアルな媒体になっていけばより楽しめるのになぁとは思う。
でも改めて思いましたよ。フェイスブックは身分証明書にもなるんだなと。
SNSは信頼の証
フリーライターになってから、ボクはよく取材申請を出します。会ったことのない相手に、フリーランスという、誰でも名乗れ、最も信頼の置けない人が取材させてくれませんかと申し込むわけです。まぁ断られるのがオチですよね。
だから出来る限りの肩書きを並べます。代表取締役とか、何の賞を受賞したとか、著書があるとか、こんな活動をしていますとか。とにかくそれなりに実績があるよということをひたすらアピールする。それくらいしか出来ないから。
ところが、今は違います。フェイスブックやツイッター、インスタグラムをきちんと使ってさえいれば、信頼へと繋がるんです。ボクが何者で、どんな活動をしているのか、どんな趣味嗜好を持っているのか、人柄までも透けて見える。丸裸のボクを知って貰えるわけです。
更にブログを書き続けていて、そのブログの質が高ければ、著書にも勝る信頼が得られます。SNSを30分眺めてもらえれば、それだけで信頼の証になる。フリーランスになってものすごくそれを実感してます。
そしてやはり大切なのは、人柄じゃないかって。会ってもいい人。いや、会いたいと思って貰えるかどうか。そういう活用をしてるかってこと。
たまに投稿したと思えば売込みばかり。あ~この人はウリウリの人なんだなぁと思うし、仕事のことばかり投稿している人は、たぶん会ってもツマラナイ人なんだろうなと感じてしまう。逆に、遊びばかり、メシのことばかり投稿している人は、あれ?この人いったい何してる人なのかと思うこともある。
バランス良く、俯瞰して活用してる人。人を楽しませることが出来る人。役立つことを惜しみなく発信してくれる人。たくさんの人から好かれていて、応援されている人。これに勝る信頼はないから。
ということはですよ。SNSは身分証明書でもあり、履歴書でもある。更に人となり、人柄までも感じ取ることができるわけですから、使っていないというだけで損してると思うし、何か隠し事や明かせない事情を抱えてるのかなぁと勘ぐってしまう。
未来を駆け抜けるには、SNSの活用ありき。そんなことを考えてました。それではまた。
※ボクがやっているSNS活用の個人アドバイス「フロリダ族」に興味ある方はこのリンクをタップして記事を閲覧してくださいね。
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