業界を変えたい?いや、あなたが変わるべきでしょ?馴れ合うだけの寄り合いなら今すぐ去るべき。
寄り合うことに意味があるのだろうか。こう言ってしまうと「まったく最近の若者は」と言われるのがオチ。でもちょっと待ってくれ。ボクはそれほど若くはない。来年で45歳を迎える。
「若い奴らは寄り合いに混ざろうとしない」組織の奴らは皆一様にこう口を揃える。
なぜ若者がその組織に寄り付かないのか。理由は至ってシンプルです。「面白くないんですよ」だから行きたくない。
「昔はああだのこうだの」と大声で武勇伝を語れば「世の中がおかしくなってきている」と上手くいっていない理由を他の誰かのせいにする。
そこには希望のかけらもない。近づかない方がいい。もしその場に身を置いているのなら、今すぐ去るべきです。
社会のために、業界のために、声高にこう主張をする人ほど胡散臭い。だったら地域を輝かせるような会社やお店になることを目指した方がいい。
世界平和を願うなら、身の回りの人から幸せにすべきです。大切なことを見失ってはいけない。
そんなに偉く思われたいのか。組織の中の多くの人は”役”が大好きです。偉くなることが成功だと思っている寂しい人たちです。
その気持ちは分からなくもない。小学生の頃「学級委員長になったよ」と報告したボクを、母親は誇らしげに褒めてくれました。
偉くなれば周りが喜んでくれる。そう純粋に願うのならともかく、その想いはいつしか自己顕示欲に変わってしまう。
お山の大将になってもお客さんや従業員は喜んではくれないのにね。
その組織には下心が充満しています。他人を利用して自らの儲けを満たしたい、八方美人には訳があるのです。誰かにあやかろうとしている、セコイんですよ。
既得権益は変化を恐れています。既得権益は変化を拒みます。既得権益は変化を遅らせてしまう。
激変の時代の中、大切なことは明確な指針を持つことです。何を信じて何処に向かうのか。組織に委ねるのではなく自分自身で決めなくてはいけません。
未来を感じましょう。もし感じられなかったら、それは情報不足が原因です。もっともっと勉強しなくちゃ。
ボクが所属している業界はダメだ。だから業界を変えたいんだ。そういう声をたまに耳にします。でも、あなたが変える必要はあるのだろうか。あなた自身が変わるべきです。あなたがすべき役割に集中することです。
あくまでも私見ですけどね。
<了>
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来年のスタートダッシュにいかがでしょうか。
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