仕事以外に夢中になれることを見つけよう
幸いボクは根っからのサッカー好きです。仕事以外の”好きなこと”があることで、それを楽しむことが仕事の励みになってきた。
仕事以外の”好きなこと”はあなたの”個性”なんだよ。そう教わったのは今から10年前のことでした。
それ以降は”好きなこと”を積極的に仕事に取り入れてみたり、そんな事をつづけていたら、いつの間にか”好きなこと”が仕事になった。
“好きなこと”を仕事にできてボクは今、本当に幸せです。更に個性を磨いていきたい!新しい目標もできた。
もしこの世にサッカーがなかったら、そんなことを考えてみた。
ボクはサッカー以外の好きなことを見つけて、今と同じように楽しく仕事ができているだろうか。
試しに次々に好きなことを見つけて、仕事をさらに面白くしてみよう、そんなことをしてみたくなった。
ところが、思い当たらないのですよ。最近ハマってるものなら、幾つか挙げることはできるけど、コレが好き!と胸を張れるようなモノはないのかなぁ、いや、そんなはずはないのになぁと、急に不安になってきたりして。(笑)
たぶんこの状況って一般的なんだろうなと思ったわけです。
先ずは何が好きなのかを思い返さなきゃいけない、本当にそれが好きなのか自問自答する羽目になる。案外大変だなこりゃ。(笑)
そんなことを考えているうちに、1つ名案が浮かんできました。1)一度気に入ったものを二度味わってみる。2)面白いなと思ったら、この面白さの秘密は何なんだと調べてみる。3)追求してみて興味深いと思えたらもう一度、早めに足を運んでみる。4)その面白さを友人に伝えてみる。
映画に例えると分かりやすいですよね。先ずは観たいと思った映画を観に行ってみる、面白かったらパンフレットを購入して改めてキャスティングやストーリーに触れてみる、予告編などで観ていて、面白そうだなぁと思った映画の公開日をチェックしてスケジュールに書き込む、観た映画が如何に面白かったか、SNSやブログで伝えてみる。こんな具合にね。
実は最後が肝なんですよ。友人の反響が更に後押ししてくれるんです。やっぱり「楽しそう!」とか「私も観てみよう」とか、そういう声はとっても嬉しいですからね。
ではもう1つ、コレは実際にボクが体験したことですが、たまたま入った近所のイタリアンレストランで起きたこと。これまた、たまたま注文した「ピザマルゲリータ」がものすごく美味しくて、また食べたいと思った。我慢出来ずに、この後数日も経たないうちにまたこのお店を訪ねました。注文はもちろん「ピザマルゲリータ」です。3回目くらいになると店長さんと顔見知りになって、思い切って聞いてみました。「なんでこのピザこんなに美味しいの?」って。そしたらその店長さんは丁寧に説明してくれました。ボクはこの様子を逐一SNSに投稿しました。すると、「このお店に行ってみたい!」と沢山の人から言われるようになった。
こうしてボクはこのお店の店員さんと仲良くなり、美味しい料理とワインを堪能している。大好きなことが1つ増えたというわけです。
更に”好き”が深まるかどうかは今後次第ですが、好きなことを見つける、好きなことにハマっていく過程も2つとも一緒でしょ?
お気に入りのお店がある、ハマってることがたくさんある、楽しんでもらえる人ならたくさんいる。そして人生が豊かになる。
仕事以外に夢中になれることを見つけましょ。
〈了〉
Categories & Tags