サッカー馬鹿

2019.3.3

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はまらないプレス 試合巧者FC東京に3失点!?湘南開幕連勝ならず <J1 第2節 湘南2-3FC東京> マッチレポ&フォトギャラリー

 

ラストワンプレー 大野 和成決定機を決められず。
ラストワンプレー、決定機を決められず。(撮影:花井 康成)

J1 第2節 湘南ベルマーレ 2-3 FC東京
(BMWスタジアム/12,878人)

17分 オウンゴール
27分 東 慶悟 (東京)
40分 橋本 拳人(東京)
51分 ディエゴ・オリベイラ(東京)
55分 武富 孝介(湘南)

2019明治安田生命J1リーグ第2節、FC東京を迎えた湘南は開幕戦に続いてのホームゲーム二連戦となる。湘南は前節からスタメン1人を変更。中川 寛斗に代わり菊地 俊介をシャドーの位置に入り他は前節と変わらないメンバー構成で臨む。一方のFC東京は前節、王者川崎を苦しめたメンバーと変わらずとなった。

 
開始3分 齊藤 未月が久保 建英に対し激しいタックルでイエローカードをもらえば、11分には松田 天馬が小川 諒也に激しいプレッシングを見舞うなど、湘南はダブルボランチが積極的にボールに絡み攻守のかじ取り役を担う。
 
対する東京は背番号10を引き継いだキャプテン東 慶悟を中心に行くところと行かないところを見極め冷静な対処で試合をコントロールする。
 
ところが先制点は意外なところから湘南に転がり込む。17分 松田の左FKから派生したルーズボールを大野 和成がヘッド。ゴール前で武富 孝介と競り合う高萩 洋次郎のクリアがオウンゴールとなり湘南にゴールを献上してしまう。
 
20分 センターバックの山根 視来が持ち上がりチャンスを演出するなど、前掛かりに試合を進める湘南に対し、ボール奪取から一気にカウンターを繰り出す東京が断続的に湘南ゴールに襲い掛かる。
 
27分 左オープンスペースに駆け出すディエゴ・オリベイラに小川 諒也がロングフィード。ボールを収めたオリベイラがマイナスのクロス、フリーで抜け出した東のスライディングシュートがゴールに突き刺さりFC東京が同点に追いつく。
 
つづく39分には、またしても小川のロングフィードに今度は永井が抜け出すと、競り合った山根が足先に当てバックパス。GK秋元がもたつく間に猛追した永井がボール奪取、すぐさまクロスを送ると、中心で待ち構えるディエゴ・オリベイラに強烈なシュートを放つ。一旦は秋元が弾き返すも、後方から長い距離を走ってきた橋本 拳人が体ごと押し込みFC東京が逆転に成功する。
 
1-2で迎えた前半アディショナルタイム 山崎 凌吾と東の間に転がったルーズボールを拾った久保が一気に加速、ディフェンダー2人を引きつけてオリベイラにスルーパス。そのままペナルティエリアに侵入したオリベイラがシュートフェイントから中央へクロス。その際にマークへ行った坂 圭祐がハムストリングを負傷し交代を余儀なくされた。
 
後半に入ると湘南は負傷の坂に代わり古林 将太を投入。古林は2015年以来の湘南の一員としての復帰となる。その古林が右ウイングバックに入り岡本 拓也がポジションを一つ下げて3バックの一角を担う。
 
試合は後半開始早々に動く。47分 松田からボールを奪った永井 謙佑がそのままドリブルで持ち込みシュートを放つも枠外に。その1分後、またしても松田からボール奪取した永井がオリベイラにつなぐ。そのままドリブルで持ち出しタイミングを見計らって右サイドを駆け上がる室屋 成にスルーパス、室屋のグラウンダーのクロスに飛び込んだ久保のシュートをGK秋元が弾き返すも久保との競り合いの際に崩れた岡本の手に当たってしまいPKの判定。このPKをディエゴ・オリベイラが決めて3-1、湘南を突き放す。
 
点差を広げられてしまった湘南だが54分、右サイドでボールを受けた松田が中央にクロスを放つ。そのボールがニヤサイドに走り込んだ山崎の頭上を越えてワンバウンド、このボールをファーサイドから飛び込んだ武富がヘディングシュート。これが決まり湘南が一点差まで詰め寄る。
 
このまま勢いに乗りたい湘南だがプレスが思うようにハマらずラインを下げざるを得ない。その影響から徐々にオープンな展開を強いられ、高萩らに中盤を自由に使われてしまい再三ピンチを招いてしまう。
 
流れを変えたい湘南は67分、菊地に代えて指宿 洋史を投入。山崎とのツインタワーで高さを生かしたいところだが狙い通りの攻撃を繰り出すことができない。
 
75分 FC東京は久保、永井に代えて大森 晃太郎とナ・サンホの中盤二枚替え。対する湘南はその1分後に山崎から野田 隆之介にスイッチ。東京はプラン通りに、湘南は最後の打開策に打って出る。
 
一点を追いかける湘南は後半アディショナルタイム、長身の指宿を目掛けた山根のロングフィードがこぼれ、流れたボールを大野が野田にスイッチ。ボールを持ち替えた野田が再びクロスをあげると、今度は指宿がヘッドで落とす。このボールが流れて再び大野の足元へ。枠から大きく外れたシュートがこの試合のラストプレーとなった。
 
湘南の激しいプレスをいなしシンプルにディフェンスラインの背後を狙う。試合巧者ぶりを発揮した東京が敵地で勝点3を積み上げた。
 
(勝村大輔)

 

撮影:花井 康成

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