サッカー馬鹿

2020.2.6

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【J1 2020】湘南ベルマーレが飛躍する 〜3つの要素〜

湘南ベルマーレは、今シーズン飛躍する。その要素を3つ挙げてみた。

  • 堅実な戦力補強
  • 予測不能の新チーム
  • 浮島監督の手腕に期待

1. 堅実な戦力補強

昨シーズン辛うじてJ1残留を果たした湘南は、今シーズンに向けて顔ぶれが一新。新加入の選手はおよそ半数に及ぶ。

下記に今オフの移籍動向をまとめてみた。

〈IN〉

[完全移籍]

GK 堀田 大暉 (25) 福島ユナイテッドFC
DF 大岩 一貴 (30) ベガルタ仙台
MF 三幸 秀稔 (26) レノファ山口FC
MF 福田 晃斗(27) サガン鳥栖
MF 茨田 陽生(28) 大宮アルディージャ
FW タリク (31) AIKソルナ(スウェーデン)
FW 石原 直樹 (35) ベガルタ仙台

[期限付き移籍]

GK 谷 晃生 (19) G大阪
MF 馬渡 和彰 (28) 川崎フロンターレ
FW 岩崎 悠人 (21) コンサドーレ札幌

[復帰]

GK 後藤 雅明 (25) ツエーゲン金沢
MF 石原 広教 (20) アビスパ福岡

[高卒大卒ルーキー]

DF 舘 幸希 (21) 日本大
MF 畑 大雅 (17) 市立船橋
FW 若月 大和 (18) 桐生一(加入後 FCシオン/スイス(レンタル)

〈OUT〉

[完全移籍]

GK 松原 修平 (27) ザスパクサツ群馬
DF フレイレ (30) Vファーレン長崎
DF 山根 視来 (26) 川崎フロンターレ
MF 杉岡 大輝 (21) 鹿島アントラーズ
MF 菊池 俊介 (28) 大宮アルディージャ
FW 山口 和樹 (24) 琉球FC
FW 山崎 凌吾 (27) 名古屋グランパス
FW 野田 隆之介 (31) 京都サンガ

[レンタル]

GK 真田 幸太 (20) 奈良クラブ/JFL
GK 秋元 陽太 (32) 町田ゼルビア
DF 福島 隼斗 (19) 福島ユナイテッド
MF 新井 光 (20) ガイナーレ鳥取

[復帰]

DF 小野田 将人 (23) FC今治→モンテディオ山形(レンタル)

 

秋元、山根、杉岡、菊地、山崎ら、昨シーズンの主力組の移籍が相次ぐ中、大幅な戦力補強を完遂。

 

<戦力補強のポイントは4つ>

古巣への復帰となる石原 直樹や、経験豊富な大岩、茨田、福田、馬渡を獲得

② J2で結果を残した石原 広教の復帰と、山口でゲームキャプテンを務める三幸を獲得

③ 世界各国のリーグで通算100得点(358試合)異色のノルウェー人ストライカー タリクを獲得

④ 快速が武器の高卒ルーキー畑と、昨季途中からすでに練習に参加している大卒ルーキー舘は、即戦力として期待大

 

若手とベテランが程よく融合された堅実な補強といえる。

2. 予測不能の新チーム

浮島 敏監督が敢行した戦力補強を見る限り、曹貴裁氏が築き上げた”湘南スタイル”の踏襲は疑いの余地はない。

しかし、それは単なる継続ではなさそうだ。

今季に向けて、湘南が掲げたスローガン『前進〜プログレッション〜』には、浮島監督の並々ならぬ決意が込められているようだ。

今季の湘南は、他クラブにとって、予測不能なはず。

理由はいくつかある。

おそらく浮島監督は、従来のシステム[3-4-2-1]に固執しないだろう。

なぜなら、ポストプレーヤーが不在だから。

昨季、前線の起点に君臨していた山崎を放出。代わってノルウェー人FWタリクを獲得。

しかし、身長173センチと小柄なタリクは、ポストプレーヤーとは考えにくい。

ワントップの候補は、他にも大橋 祐紀と石原 直樹、指宿 洋史が控えているが、いずれもタイプは異なる。

上記を踏まえると、ワントップの採用自体が不透明だといえる。

他にも、DFの補強が少なかったことも疑問だ。

単に補強が失敗に終わったのかもしれないが、DF登録の選手はわずか5名にとどまっている状況。

福田をセンターバックに起用するプランも考えられるが、4バック採用の可能性も低くはない。

DF登録5名のうち、身長180センチを超えるのは大野 和成と大岩の二人のみ。今季加入の大卒ルーキー舘も身長173センチと、軒並み小柄なDFを揃えるあたりは、いかにも湘南らしい。

大幅な選手の入れ替えに加え、新たなシステムの採用もあり得る。他クラブにとって湘南は不気味な存在なはず。

3. 浮島監督の手腕に期待

浮島 敏(びん)監督 撮影:HANAI

想定外の緊急登板にもかかわらず、チーム崩壊の危機から、見事、残留に導いた浮島監督。

その手腕は、今季、いよいよ本領発揮となる。

なりふり構わず試行錯誤を繰り返した昨季とは違い、選手起用からシステム変更も含めて、従来の湘南スタイルにどんなエッセンスを加えるのか。

そして、浮島監督の秘蔵っ子、柴田 壮介をはじめ、若手選手の積極起用にも注目したい。

己のスタイルを頑なに貫き、選手を鼓舞してきたのが曹貴裁だとすると、相手の出方次第で戦い方を変え、急所を探る。それが浮島スタイルなのかは今のところ断言できない。

各紙での評価は軒並み低調だが、下馬評を覆す可能性は十分にはらんでいる。

湘南の飛躍は現実的なのである。

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