こんにちは 勝村大輔(@gunners5050)です。
この記事を書いているボクは、現役の美容師です。
美容師歴は25年、人口20万人の市内に20坪ほどの小さな美容室を営んでいます。お店は先日、15年周年を迎えたばかりです。
美容師は独立した瞬間から自由になれます。
何処で働いても、
誰と働いても、
どんな働き方をしても、
誰からも咎められることはありません。
とはいえ、リスクは付きものです。
売上が少なくても、
スタッフが去っても、
事故や病気に見舞われようと、
逃れられない義務があります。
美容師は自由です。
課題は常に、何を優先するかという選択です。
選択肢を3つ挙げました。
- お金
- 時間
- 人
ひとつずつ説明します。
1. お金
お金の安定を求めるなら、人気店への就職がベストです。
人気店とは、多くの来客があるお店のこと。
入客のチャンスに恵まれると、実力次第でたくさんの指名客を獲得できる可能性があります。
売上が増えれば、当然、高い報酬を得られる。
もし、売上と報酬のバランスに不満を感じているのなら、所属先を変えればいい。
問題は売上の額です。
目安は、指名売上100万円以上ですかね。
年収500万円までで良しとするなら、勤めている方が断然楽です。
それ以上欲しいのなら、独立をお勧めします。
もし、指名売上が100万円に満たないのなら、それは単なる努力不足と思われます。
2. 時間
時間を優先する働き方もありです。
それならば、フリーランスがお勧めです。
所属しない、店舗を持たないフリーランスは、責任を最小限に抑えた働き方といえます。
なぜなら、テナント料や設備投資、光熱費などの固定費の支払い義務がない。
自分の都合で休暇を取っても、誰にも迷惑をかけずに済むからです。
その代わりに、売上の確保は自己責任です。
集客も自分で行わなければなりません。
稼ぎたければ働く。
休みたければ休む。
時間を優先する働き方が実現します。
3. 人
誰と働くのか、あるいは、ひとりで働くのか。
独立開業すると、人を選ぶことができます。
同時に、お店の方向性も決められるので、客層も選ぶこともできる。
人にまつわる悩みは自分次第で解決できます。
人間関係がこじれる一番の原因は、選択の自由がないからです。
勤め人は、社長を選ぶことはできても、同僚を選ぶ権限はありません。
人に恵まれたいのなら、独立すべきです。
独立すると、チームを率いることができます。
多くの仲間に囲まれて、目標を成し遂げる。
こうした醍醐味を味わえるのも、オーナーの特権です。
まとめ
自由を満喫するには、何を優先するのかを明確にすることです。
そして、自分の意思で選択すること。
そうすると、一気に不満を解消できます。
あるいは、実力不足を思い知るかもしれません。
それならば、努力すれば良い。
一般的な会社員と比べたら、たしかに美容師はブラックです。
かなりブラックです。
ですが、その先に自由があることを忘れないで欲しい。
一般的な会社員と比べると、美容師は比較的楽に独立できます。
職場を変えることに関しても、ハードルはかなり低い。
独立開業を果たした仲間たちは、皆、輝いています。
自由を謳歌している。
正直、羨ましいくらいww
その反面、従業美容師が嘆くのと、比べ物にならないほど、自らをブラックに追い込みます。
死ぬほど努力しています。
すべての美容師に、選択の権利が保証されています。
今回は以上です。
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