1. 憶測ではなく事実を示す
根拠のない意見は、ただの憶測に過ぎません。
専門家として意見を述べるなら、最低限、エビデンスを示すべきです。
エビデンスとは、「発信の証拠」や「提案の根拠」を指す言葉です。
公式の機関が作成した資料、アンケートやグラフなどのデータが、これに当てはまります。
利害関係が発生しない第三者の証言も有効です。
エビデンスは、検索エンジンからわりとカンタンに見つけることができます。
意見は、事実に基づいていることが肝心です。
2. 聞きかじった話より体験談を伝える
他人から聞きかじった話や、ググったことを横流しで伝えられても、何の説得力もありません。
体験談とは、実際に自分が行動し検証したことです。
勘違いしてはいけないのは、セミナーや勉強会で学んだことは、他の誰かの知識であり、これには該当しません。
学んだことではなく、研究したこと。その過程こそが興味深いのです。
コンサルタントの持論よりも、現場の声の方が断然、信憑性は高い。
3. 専門家こそ情報収集のプロであれ
専門家の責務は正しい情報を伝えることです。
それと同時に、謝った情報を見分ける判断力も必要になります。
情報収集に欠かせないのは、取材力です。
- 現場に足を運ぶ
- 人に会う
- 本を読む
現場の空気を感じ、その道のエキスパートの話に耳を傾ける。そして、自ら知識を深める。
これをしないで、ニュースアプリやSNS、はたまた週刊誌レベルの情報を見聞きしたくらいで語られても、まるで説得力はありません。
フェイクとファクトを見分けられなければ、専門家とは言えません。
まとめ
SNSやブログを通じて、誰もが自由に、各々の意見を発信することができます。
ただし、専門家として意見を述べる場合は、責任が生じます。
なぜなら、ユーザーを専門家の見識を頼りにしてきるからです。
だからこそ、専門家の意見はファクト(事実)でなければなりません。
今まさに、新型コロナウイルスの動向が気がかりです。
ボクたちは、正しい情報を求めて、メディアの発信を追いかけています。
それと同時に、不必要に煽るメディア、SNS上に流れるフェイクやポジショントークに晒されています。
いちユーザーとして、ファクトとフェイクを見極める判断力が必要です。
そして、専門家の見識がいかに頼りになるかを実感しています。
何度も繰り返しますが、専門家として発信するということは、責任重大なのだ。
今回は以上です。
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