コンサル

2020.5.24

美容室でのコロナ感染が不安な方のために『貸切メニュー」を始めます。【平日限定】

こんにちは 勝村大輔(@gunners5050)です。

この記事を書いているボクは、現役の美容師です。

美容師歴は25年、人口24万人の市内に20坪ほどの小さな美容室を営んでいます。お店は先日、15年周年を迎えたばかりです。

 

タイトルのとおり、美容室でのコロナ感染が不安な方のためにコロナ禍限定メニューを実施することにしました。

 

貸切カット 20,000円(税別)です。

 

「高ぁぁぁーーーーーーーー!?」と叫びたい気持ちも分かります。

ですが、当店のセット面 6席のうち5席をシャットアウトしての価格なので、このくらいになってしまいます。

どうかご理解ください。

ちなみに、当店のカット料金の定価は4,000円(税別)となっています。

 

貸切カットを考えるキッカケになったのは、あるお客さまからの問い合わせでした。

自分が施術中の時間帯は、他の客を入れないで欲しいという要望でした。

非常にワガママだなと感じました。

これを認めてしまうと、運営が成り立たないからです。

だけど、それと同時に、そのお客さまのお気持ちも理解できました。

コロナが怖くて怖くて仕方がないのでしょうね。

 

ただね、怖いのは美容師も同じなんですよ。

このブログで何度も言いつづけていることですが、世に出ている感染者数は感染が発覚した人の数に過ぎません。症状が出ていない感染者は、その数の何十倍、何百倍にものぼると囁かれています。

つまり、お客さまと美容師のどちらが感染していても不思議ではない状況です。

まもなく全国的に緊急事態宣言が解除され、多くの店舗はようやく通常営業にこぎつけることができました。

しかし、第二波を警戒しながらの緩和ですので、コロナ禍に適応した「新しい生活様式」に合わせの営業となります。

もし、店内での感染が発覚すれば、一発で休業に追い込まれてしまうという、リスクを抱えながらの営業に変わりはありません。

お客さまにとっても、不安を抱えながらの来店だということも承知しています。

 

すべての店舗は、信頼してくださるお客さまを裏切らないために、出来る限りの安全対策を尽くします。

問い合わせがあった「密集」への対策も、当然、含まれます。

まずは完全予約制です。

不必要にお客さま同士が重ならないように配慮するためです。

具体的に申し上げると、当店の席数は6席ですが、十分な間隔を設けるために、そのうちの3席のみの使用にとどめます。

その上で、出来る限りスピーディな施術を心掛けます。

コロナ禍での長時間滞在は、空間を共有する人数が増えてしまうため、三密への配慮が台無しにしてしまうからです。

もし、この対応でご納得していただけるようであれば、是非、ご来店くださいね。

もちろんカット料金は定価です。ww

 

コロナの影響で、当店に限らず、ほとんどの美容室は売上減に喘いでいます。良くて4割減、半減という店舗も多いでしょう。

経営はピンチです。だから出来る限りたくさんのお客さまを迎え入れたい。これが本音です。

それと同時に、お客さまの安全を第一に考えると、もし美容室でのコロナ感染が不安ならば、美容室の利用を控えることが先決です。

これ以上の安全はありません。

コロナの終息を見計らってのご来店をお勧めします。

宣言解除に伴い、学校が再開すると、多くの利用者が美容室に殺到することが容易に予測できます。

このエントリーで取り上げたような案件も増えると思います。いさかいが起こることもあるかもしれません。

これから先は、誰もが経験したことのない、未知な領域での営業(お客さまにとっては美容室の利用)です。手探り状態は否めませんが、お客さまの協力なしでは最善の方法にたどり着くことはできません。

どうか皆んなが優しい気持ちでいられるように、快適な空間を提供できるように、ひたすら努力が積み重ねるだけです。

本来、美容室は楽しい空間です。

お気に入りのヘアースタイルを手に入れてテンション上げて、バカ話で盛り上がったり、めちゃくちゃ気持ち良いシャンプーやマッサージで至福の時を味わってもらえる。そんな空間です。

不謹慎に聞こえるかもしれませんが、今だからこそ、コロナのことを忘れてしまうくらい、美容室では楽しい時間を過ごして欲しいと思っています。

「お久しぶり!」って、笑顔で再会したいですね〜

 

美容室の利用はいつまで控えるべきか【コロナ禍の美容室利用のタイミングを考える】

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