日記

2015.2.6

母さんはボクの誇りだよ。

ある写真館に来ました。

母の遺影を作ってもらおうと、母の行きつけの写真館を訪れました。

店主の立花さんは、母の訃報を聞いた後、そう言えば…と言いながらPCに向かいました。

以前、母がホロ酔い加減でこの写真館を訪れていたそうです。

その時、母は、冗談交じりに友人たちと遺影撮っておこうか!と、軽いノリで撮影にのぞんだそうです。

30枚くらいはあったと思います。ボクは一番良く写ってる写真を探すために、カチカチと、写真をコマ送りしました。

そしたらですね、

めっちゃ楽しそうなのよ、母さん。連続写真は、まるで動画のように、表情を変え、まるで母はボクに向かって微笑みかけているようでした。

その笑顔はまるで少女のようでした。

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2月5日17時19分…最愛の母が亡くなりました。

急死でした。

まさか?なんで!あんなに元気そうだったのに…気丈な母の病魔を、ボクは少し軽く見ていたのかもしれません。

呆気なく、ホント呆気なく母は逝きました。

まだ二日しか経っていないのに、余りに慌ただしくて、でもそのくせ、まるで時間が止まっているような、長い長い二日間でした。

横たわる母を見ても、どう考えてもただ寝ているようにしか見えないし、触っても、話しかけても反応がないのに…母が亡くなったことを実感したのは、写真館でのコマ送りでした。

何だか、ボクに話しかけているかのような母なのに、その人はもういないんだと知ったとき、どうしようもなく涙が溢れてきた。

IMG_3945

ボクのことを少しでも優しい奴だと思ってくれる人がいたら、
それは間違いなく母のお陰です。

たっぷりと有り余る愛情をくれた母を目の前にして、結局、ボクは何もしてあげることができませんでした。

最愛の母が逝ってしまった事実が、まだ信じられません。でも、もう話すことができない母が目の前にいます。

たくさんの愛情を注いでくれた母に、今言えることと言ったら、ごめんなさいというコトバ以外頭に浮かびません。

余りにも早過ぎる死でした。

もっとたくさん話したかったし、もっといい報告がしたかった。もう一回ハワイに連れてってやりたかったし、美味しい料理をもっと作って欲しかった

母の遺品を整理してたら、日記がでてきました。親父のこと、兄のこと、弟のこと、友人のこと、母はいつだって誰かを気遣う人でした。

人に優しく

母の教えを、ボクは守っていきたい。母には全然恩返しできなかったけど、その優しさをボクは他の人にたっぷりと届けたい。

母さん。あなたがいないなんて、ボクには耐えられないよ。今後、どうしようか?めちゃくちゃ不安だけど、

母からのメッセージ、しっかり受け取りました。

12日の通夜
13日の告別式

しっかりと全うしたいと思います。

最愛の母が安心してもらえるように、これからも全力でガンバリたいと思います。

コメント、メッセージくれたみなさん、マジでありがとう!

母さん、安らかに眠ってね。

もう会えないと思うと・・・マジでヤバいよ。
でもね、間違いなくあなたはボクの誇りです。

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