コンサル

2015.10.1

サービス業が歩んできた”関係性”の歴史【帯広講演】

本日最初の記事です。
こんにちは!かっちゃんです。

釧路から帯広へ移動。北海道ならではの風景を満喫しながら、親友と言ったらおこがましいかもしれませんが、尊敬する経営者マツモッティーこと、マツモトの運転で帯広に到着。

▼マツモッッティーとの濃厚な時間は貴重でした^^
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昨日の目的は、マツモッティーの会社、カネマツさんでの講演です。しかも、ダブルヘッダー⁉︎3時間以上も喋ってしまった。

自分で言うのも変ですが、とにかく笑いが多くて、メッチャ盛り上がった。言いたい放題はやっぱり気持ちがいい!(笑)

この日の講演で、ボクがお伝えしたかったことは二つ、とことんお客さんのことを想うこと。そして、自分らしさを表現すること。ボクがやってきたことを洗いざらいぶちまけました。

ボクはよく、お客さんと相思相愛の関係を目指すべきといいます。しかし、ボクたちはつい、お客さんに好かれることばかり考えてしまう。相思相愛という意味は、どちらかが一方が好きという関係性ではありません。あくまでも、お互いが好きな関係性ですから、ボクたちこそが、もっともっとお客さんを愛さなければいけない。お客さんを大切にしてます!なんて、口ではカンタンに言えるけど、ホントかよ!って。とことん愛して、はじめてお客さんは振り返ってくれる。だから生半可ではダメ。

そして、お客さんから好かれるために、裸になってるか?ってこと。取り繕ったり、偽善だっり、偉そうになったり、媚び売ったり、そんなの直ぐにばれちゃうよ。自分らしくあること。自分らしさを表現することが、ボクは大切だと思っている。

よくブランディングという言葉を耳にしますが、それって自分を良く見せることではありません。他の誰かになったってそんなの意味ないし。愛されたいのなら、裸にならなきゃね。

そんな話をつい熱く、話しちゃいました。

やっぱり人だよなって。ホントにそう思う。

ボクが属している美容業界には、歴史があります。お店とお客さんとの関係性には、歴史があります。

20年前、ボクたち美容師はお客さんから”先生”と呼ばれていました。美容師の方が偉かったんです。お店の数よりお客さんの方が多い、需要過多の時代、美容師は先生だった。だから、どのお店もこぞって、カットコンテストやヘアーショーなどに参加した。店内に優勝トロフィーを飾ることで、先生が大先生になる。それが価値だったわけです。

それから10年経つと、ボクたち美容師はすっかり先生ではなくなつた。”お客さんは神様”と言われる時代になった。立場が逆転したんです。お客さんの数より美容室の数の方が多くなった。供給過多の時代です。価格競争、サービス合戦、とにかくお客さんに頭を下げる下げる。接遇研修なんてのも流行りました。

さて、そして今です。ボクは平等になつたと思っています。ある意味平等の時代。どの店も、価格はそこそこ、サービスもそこそこ、どの店もレベルが高いんですよ。プロでないとその差がわからないくらいレベルが高いんです。だからお客さんにとっては何処も一緒。

その時お客さんは”何”で選ぶのか?ってこと。ボクはやっぱり人かなぁ〜、あるあは、人からの推薦とか、人からの影響とか。だから、技術だけじゃダメ、サービスだけじゃダメ。人柄とか、人間力とか、そういう部分がとっても価値になる。そういう時代にビジネスをしてるのかな、そんな実感があります。

だからこそSNSがマストな時代なんでしよね。人類最大の発明、コミニュケーションツール”SNS”なんていうと大袈裟に聞こえてくるかもしれませんが、マジでその重要性は高まるばかりです。

なんだか盛りだくさんになってしまいましたが、ボクが言いたかったのは、そんな話です。

また北海道行くぞ!
それではまた。

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