ただ発信するだけじゃ勿体無い、シナリオを考えなきゃね。
▲エクスマ”11”イレブン
SNSを上手に活用するために、ボクはただ闇雲に発信するのではなく、その発信がより届きやすいように、より楽しんでもらえるようなシナリオを考えます。
ここで言うシナリオとは“意図”です。つかみとか、展開とか、オチとか。どんな筋道を立てて発信するのかということです。
例えば、友人の誕生会にサプライズな演出をしようと企てたとします。狙いはもちろん、そのサプライズによって、友人が感極まって涙を流しながら喜んでもらうことです。そのために内密に行動することもあれば、根回しをすることもある。色んな筋道を考えながら企画するわけです。
ところが、そのサプライズが失敗に終わることもある。その友人には全く響かずに、ただ企画者たちだけが喜んでるというパターンです。これでは折角のサプライズも台無しです。
では、どうしてそのサプライズは失敗したのだろうか。この理由こそが、SNSでも最も陥りやすい”独りよがりの発信”に繋がる罠なのです。
▲J活IN北陸にて。
SNSの達人たちの発信には、必ず意図があります。閲覧者を、その意図通りに誘導するために超綿密に企てている。
例えば、同じ時間帯に、毎度お馴染みの投稿をするとします。
まず同じ時間帯に投稿する事によって、その時間帯にスマホを見る人はどんな人なのかを考えてるわけです。通勤中のビジネスマンに向けてるのか、それとも家事を終えた主婦がのんびりできそうな時間帯を狙っているのか、それとも就寝前のベットの上で読んでもらうと考えているのか。ちゃんと考えられてるのです。
このように敢えて同じ時間帯に、お馴染みの投稿をすることによって、楽しみに待ってくれる人を増やすという意図を持つわけです。
ワンパターンの投稿には、敢えてという意図が必ずあります。だから、もしツマラナイと感じるワンパターンの投稿をあったとしたら、おそらく発信者の頭の中にはシナリオという文字がないのだと思う。
▲新企画”日本一のサッカー馬鹿と行く全国スタジアム観戦ツアー”
次に考えるのは“展開”です。
「おー!こう来たか!」「マジか!今度はこう来るんだ!」「えーー!そうなのーー!?」といった具合にてすね、次に何が来るのか閲覧者に想起してもらえるな展開を考えます。
例えば、シリーズ化するのも1つですし、場所を変えたり、登場人物たちが代わる代わる登場したり、思わず閲覧者が巻き込まれてしまうようなそんな奇想天外なシナリオが描かれています。少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、SNSの達人たちは、緻密に、閲覧者を喜ばせようと、自らが率先して楽しんでいます。
そうなんです。シナリオを描くことに一番必要なのは、楽しむこと、オモシロいことを創り出す感性ではないでしょうか。
役立つとか、マジメだとか、正論だとか、そんなこと言われても全然楽しくないでしょ。何の意味があるのかわからないけど、めちゃめちゃそれに没頭してる姿や、何の役に立たなそうなことを見事に極めてる人とか。どうでもいい事をとことんやる。人は案外、どうでもいい事に関心があり、どうでもいい事に面白がったり、楽しんだりするのだとボクは思う。
「あなたの発信の先には、誰の笑顔がありますか?」
発信は相手ありきだということをボクらは忘れてはいけない。
ていうかホント、エクスマの仲間たちの発信って見事ですよね。
そんな彼らに刺激されつつ、ボクももっと楽しまなくちゃ!
そんなことを考えてました。
それではまた。