【好きな事とは、わかりやすい個性】
なぜ好きな事を発信した方が良いのか。それは、自分らしさをわかりやすく表現できるから。SNSの普及によってそれがし易くなった。
どうせ髪を切ってもらうのなら、馬の合う人に切ってもらいたいじゃない?苗字しかわからない人よりも、何が好きで、どんな趣味、嗜好の持ち主で、どんな人柄なのかわかった方が良いじゃんってこと。
予めそのことを発信できる。そのことがキッカケで仲良くなる。そして、売り手と買い手を越えた関係性に発展するかもしれない。だから発信した方が良いよってわけ。
個性とは、その人らしさ、他の人との違いです。それはお客さんにとっての選択の基準にもなる。
だってそんなに差ないでしょ?技術だって、味だって、サービスだって。目隠しされても、即答できるくらいの目利きかって?プロでしかわからない差。いや、プロでもわからんよ、多分。
誰が提供してくれるのか。その人の事が好きかどうかで、受け取る側の気持ちは大きく違う。っていうか、料理だったら美味しくて当たり前、技術だったら巧くて当たり前だし。
だから発信する。ボクがどんな人なのかを発信する。何が好きなのかを発信する。好きな事を発信することによってお店は繁盛する。それはボクが実証済みだ。
【馬鹿と呼ばれるまで発信する。】
言うまでもありませんが、ボクはサッカーが大好きです。なので、チラシでもニュースレターでも、ブログやSNSでも、ずぅーーっとサッカーにハマってる姿をとことん発信している。
でも考えてみて、サッカーと美容室、サッカーとマーケティングコンサルタントだよ。好きな事と仕事は全くの別物です。だからはじめはこう思った。「ボクの好きな事をなんて、お客さんは関心ないんじゃないか」って。
そりゃはじめはそうに決まってます。「なんで美容室のニュースレターにサッカーのユニフォームを着たボクがデカデカと載ってるのか、理解されるはずないでしょ。
サッカーに興味ない人は、ずっとサッカーに興味はありません。それは今でも変わらない。でも、サッカーに興味ないお客さんでも、W杯になると、TVにボクが映っていないか探すそうです。
ボクが好きなことに夢中になってる姿は、仕事もろとも好きなことを楽しもうという風潮を創り出します。そしてお店の文化となる。他店には真似のできない価値になる。
全てのはじまりは、好きな事を発信することでした。そして、これでもかという位とことんハマる。
好きな事を発信する。
馬鹿と呼ばれるまで発信する。
いずれそれは圧倒的な価値になるのだ。
それではまた。