妄想力が原動力になる。
北の丸公園で撮影
目標を達成したり、目的地に辿り着いたり。大きな仕事を終えた後に陥りやすい空虚感。この空虚感を紛らわすためにボクは度々妄想にふけることがある。
「これからどうしたいのか。」「どうなりたいのか。」夢の整理整頓みたいな感じですかね。将来なりたい姿を鮮明にする作業から入り、そこに至るまで、あーやって、こうやって、って導いていく。出来上がった最高のシナリオを現実の自分と照らし合わせていく。
体力的に厳しいかなぁとか、改めて自分の歳に驚いたりして、今置かれてる環境なんかを考えると、到底無理だと、言い訳タイムへと突入する。
でもやっぱり諦めきれない。というか折角描いた妄想を終えてしまうのはもったいない。妄想と現実との折り合いをつけようと、もう一度、頭を巡らしてみる。
うん。コレなら行けそうだと。妄想は計画へとシフトする。いつまでにこうなりたい。だったら今こうした方が良いし、段階を踏んでいく行程を想像すると、なんだかより現実味が帯びてきて、思わずニヤニヤしてしまう。
ところがこの先が問題なのだ。自分の実力不足を目の当たりにしなければならないからだ。果たしてそれを始めるに相応しい人間なのかどうか。ボクの思考は大抵ココでストップすることになる。
この先に進めるかどうか。一旦妄想は置いといて、PCを取り出してみる。実力を磨く方法。あるいは、今の自分の実力でも行けるのかどうか。参考になりそうな本やらサイトやらをひたすら引っ張り出し読み込んでみる。
そうすると、何故か妙な自信が生まれることがある。「この人スゲーな。」から「あれ?コレならオレでも行けんじゃないかと。」とりあえずのスタートを自身と約束してみる。
誓ったことを実行できるかどうか。後は覚悟を決めるだけ。最初から上手く行くわけないんだから、とりあえず挑んでみる。上手くいかなくても直ぐに投げ出さない。
これまで上手く行った時のことを思い出しながら、一筆に書いてみた。思い返してみると、このやり方は、若い頃にやっていたことと変わらないなと思った。日々の喧騒に追われる快感も好きだけど、たまにでもいいから、妄想にふける時間も必要だよね。
さぁ、いよいよ。新しいチャレンジを始めよう。妄想通りに運べばかなり面白いことになるんだけどなぁ。秋の週末のほんのわずかな空き時間に考えてたのはこんな事でした。それではまた。