本日最初の記事です。
こんにちは!かっちゃんです。
「お客さんのこと好きか?」
ボクはミーティングの場で、よくこんな問いかけをします。
ボクは今担当させていただいてるお客さんのことが大好きです。
一人として例外はありません。
「いつも来てくれるから?」「高い買い物をしてくれるから?」
ボクがお客さんのことを好きな理由は、こんな理由ではない。
どう表現したらいいのだろう?ただ会いにきてくれることが、とにかく嬉しいのです。
たぶん、お客さんもボクのことを好きでいてくれると思う。
だって、わざわざ会いに来てくれるわけだし、ボクに担当して欲しいと言ってくれるのですから。
美容室のお客さんには2つタイプのお客さんがいます。
指名客とフリー客
指名客というのは、●●さんにお願いしたいと言ってくれるお客さん、
フリー客とは、お店は気に入ってくれるているけど、担当は誰でも大丈夫ですよーってお客さん、
お店にとっては、もちろん、どちらのお客さんも同じくらい大切なお客さんです。
では、スタイリスト(美容師)にとってはどうだろうか?
自分のことを好きでいてくれるお客さんがどれだけいるのか?この数は紛れもない、美容師としての”価値”だと、ボクは思う。
たくさんの指名客がいることは、モチベーションアップにもなるし、美容師冥利にも尽きるし、お給料だって反映します。
だから、ボクはスタッフみんなに言います。
「指名客を増やそうよ!」・・・ってね。
ところが、誰もが多くのお客さんから支持が得られるようになるのかというと、そんなことはありません。
人気美容師と不人気美容師、両方いるのが現実なんですね。
お客さんがお気に入りのヘアースタイルになるためには、技術力も必要です。だからトレーニングは欠かせないし、プロとしての最低限の勤めです。
でも実際には、高い技術力を持つ美容師が人気美容師なのかというと、そうでもありません。技術力に加えて、人としての魅力がなければお客さんからの支持は得られません。
では、魅力って何だろうか?
一口に魅力といっても、外見がカッコいいとか、性格がやさしい、親切・・・などさまざまな要素があるし、たとえ自分でカッコいいと思ってても、お客さんからそう思われなければ、何の意味もありません。
これは、あくまでもボクの経験上というか、私見なんですが、「お客さんのことが大好きな美容師」が人気美容師なんだと、結果そうなんですよね〜。
大好きな人の言うことですから、親身になって聞いてあげますよね?
大好きな人ですから、やっぱり可愛く、カッコ良くしてあげたいですよね?
大好きな人ですから、会わない時でも「どうしてるかな〜?」「元気にしてるかな〜」ってお手紙書きたくなりますよね?
だからね、ちょっと厳しく聞こえちゃうかもしれないけど、人気のない美容師は、お客さんのことそんなに好きじゃないんじゃないか?ってね、そう思いませんか?
お客さんと相思相愛の関係性を築くこと。
コレ、理想ですよね?
でもですね、相思相愛なんだから、それって一方的に好かれるってことじゃないんですよ。自分も同じくらい、いや、それ以上に好きじゃなきゃ、成り立たないんですよね。
あなたはお客さんんおコトが好きですか?
それではまた。
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