なぜ本業を隠すのだろうか。応援される人になるためにハダカになろう。
なぜ本業を隠すのだろうか。
本業が充実している、本業を楽しんでいる、これほどの信頼はないのに。
本業を明かさない理由は、そのどちらでもないのか、あるいは、不満があるのか、誇りを持てないのか。もしかしたら内緒にしておかなければいけない理由があるからだろうと想像できる。
もし何か新しいことにチャレンジしたいと考えているのならば、なおさら明かしておくべきだとボクは思う。
何を隠そう、以前、ボクは1000円カットのお店に勤めていたことがあります。
ヨーロッパで美容師の修行して、箔が付いた思い込んでいたボクは、「何なんだこのお店は」とか「何なんだそのカットは」とか、まぁ偉そうに。挙げ句の果てには「こんな所はオレの居場所じゃない!」とか言って、そんな事ばかりしていたら、働けるお店がなくなってしまいました。
結局、一番バカにしていた安売り店でしか働けなくなった。
でも、此の期に及んでもボクは、「オレはこんなもんじゃない!」とか言って。まぁ恥ずかし過ぎる黒歴史ですよ。
それでも無駄な経験などないことに気がつきました。この時の経験があるからこそ今があると言い切れます。もちろん今では安売り店をバカにしていません。
ホント、失礼な話ですよね。お給料頂いているのに、働かせてもらってるのに。そのお店に対してリスペクトがない人が、どの道へ進んでも上手くいくはずはありません。
秘密を明かせというわけではありませんが、隠し事がある限り信用は得られない、それはボクが痛感してきたことだから。
応援される人になるためには、自分がハダカになることです。心が通わないと応援できないから。恥部も自惚れもすべてさらけ出したらいい。それが相手に対してのリスペクトだと思う。
奇をてらう必要などありません。大きく魅せる必要もない。等身大の自分を表現すること。どうせバレるんだから、それがSNSです。
やたらと役柄を並べたがったり、すぐに数字をつけてみたり、それって自信のなさの現れでしょ?逃げも隠れもしない、自信に満ち溢れていることが大事。そういう人でなければ応援されません。
他人からのアドバイスに耳を傾けられる寛容さがあって、揶揄されても、批判されても、受け止められる寛大さを持ち合わせていること。それでいて、譲れない信念もある。
人柄が露わになるSNSだからこそ、応援したい人が現れるし、応援してくれる人も現れてくれる。この時代にビジネスができること、チャレンジができることにシアワセを感じずにはいられないですね。
<了>
フロリダ族・個人アドバイスをやっています。興味ある方は下記の記事をご参考にしてくださいね。
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