アイデアにオリジナルはない、組み合わせて想像を膨らませてみることで生まれる。
新しいことにチャレンジしたいなと度々思う。ここ数年間、隙間時間にいつもこんなことを考えている。
けど、結局、何のアイデアも浮かばず、軽い思いつきもさほど発展することはなく、いつのまにか頭の中から消えていく。そんなことを繰り返してる。
「ほとんどのアイデアはオリジナルではない、関係性のないことを組み合わせてみて、「待てよ」「あり得るぞ」と想像を膨らませてみることで生まれる。コピーライターの糸井重里さんがイノベーションについて語っていました。
それは偶然生まれることもあれば、意図してみることもあるらしい。どちらにせよ”感度”がものをいうのだと理解した。決して闇雲ではない。
「待てよ」と思うということは実現不可能なナニカがあること。「あり得るぞ」と感じたら、それは自分を含めた誰かへの問いかけである。糸井重里さんはこうつづけます。
どうして実現不可能なのかを考えてみる。それを可能にするためにはどうしたらいいのかを考える。少しでも可能性を感じられたら実験してみる。そのアイデアが魅力的になるまで磨きつづける。
こうやって少しずつ紐解いていくと、何だか自分にも出来るのではないかと思えてきます。
そしてさらに付け加えるのなら、スピード感が大切ではないだろうか。”閃き”はそう長くはつづかない。ちょっと気をそらしたうちに何処かへ消えてしまう。少しずつでもいいから、道のりを刻んでいかないとすぐに消滅してしまいます。
妄想することは大事なことだと思う。でも妄想を現実化させるにはパワーが必要だから。ボクたちはつい、その過程を避けて通ろうとしてしまいがちです。
答えなど誰も教えてくれないのに、答えを求めて彷徨う人たちがいます。そこにヒントが隠されているかもしれないのに、「笑えた」「楽しかった」などと浅い感想に終始してしまう人もいる。
感じとること、考え抜くこと、素早く行動すること。
新しいチャレンジにワクワクしたいですよね。
<了>