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2019.12.9

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美容室の生存率が低過ぎる!?【廃業を回避する3つの方法を解説】

こんにちは 勝村大輔(@gunners5050)です。

先日に下記のツイートをしました。

美容室の存続率は極めて低い

1年以内→40%
3年以内→10%
10年以内→5%
20年以内→0.3%

1年間で1万軒増えて7000軒減る計算

ちなみに現在の店舗数は過去最高の25万軒超え。

まもなく15年目を迎えるボクの感覚では5年目が一番キツかった。

この記事を書いているボクは、

美容師歴25年、人口20万人の市内に20坪ほどの小さな美容室を営んでいます。お店はまもなく開業から15年目を迎えます。

上記のとおり、美容室の生存率は極めて低いです。

  • 1年以内→40%
  • 3年以内→10%
  • 10年以内→5%
  • 20年以内→0.3%

 

わずか1年の間に廃業に追い込まれるお店は、10件中6件。半分も残らないことがわかります。

とはいえ、現在(2019年12月)の美容室の件数は25万件にのぼる。

この数字は過去最高です。

1年間の出店数は10000件、廃業数は7000件

生き残るのは、かなり難しいのが現状です。

では、一般企業はどうなのかというと、

  • 1年以内→40%
  • 5年以内→15%
  • 10年以内→6%
  • 20年以内→0.4%

 

母数が揃っていないので、比較は難しいですが、

注目は、3〜5年以内の生存率です。

 

一般企業は5年後に15%の会社が存続しているのに対して、

美容室は3年以内に9割のお店が廃業しています。

この差は、決してわずかとは言い表せません。

開業から3年から5年の間、

美容室にとって、どうやらこの期間が踏ん張りどころのようです。

このあたりも踏まえて、なぜ美容室は廃業に追い込まれてしまうのかを、実体験に基づいて検証していきます。

お届けするラインナップは下記のとおりです。

  1. 独立は夢ではない!?
  2. 3年目の”壁”
  3. 方向転換のタイミングが重要

 

今後、独立開業を考えている。あるいは、既に開業している美容師に役立つ内容です。

独立は夢ではない!?

美容室開業一年目は、査定期間です。

査定基準は一点。美容室経営者として相応しいかどうかに絞られます。

いち美容師として、どれだけ高い技術を備えても、利用してくださるお客さまが存在しなければ、当然、経営は成り立ちません。

お店を立てれば、お客さまは勝手に集まる。そんなはず、ありませんよね?

  • お店(あなた)に集客力があるのか。
  • すでに集客が必要ないほどのお客さまを抱えているか。

 

上記2点をクリアできれば、問題なく2年目を迎えることができるでしょう。

失敗の原因は準備不足です。

開業1年目を乗り越える多くの美容師は、勤務時代から集客を学んでいます。

あなたには、

いくつ集客のアイデアを持っていますか?
どれだけ実践してきましたか?

今からでも遅くはありません。

集客をお店に一任せず、勤務時代のうちに、自分のチカラで集客してみることです。

【集客方法は下記の記事を参考にしてください。】

美容師の売上アップの秘訣は『営業力』残念ながら『技術力』ではない。

独立開業を果たした多くの美容師は「自分の店を持つことは夢だった」と語ります。

しかし、開業は夢ではありません。

ある意味、開業は誰でもカンタンにできます。難しいのは継続です。

ようやくスタートラインに立てただけなのに、そこで満足してしまっては、元も子もありませんよね。

3年目の”壁”

前述のとおり、開業4年目を迎えられる美容室は、多くはありません。

この時点で、およそ9割の美容室は廃業に追い込まれます。

「なぜ、3年目なの?」そう思いませんか?

その理由は、想定外の問題が発生するからで
す。

3年目の美容室が抱える問題は、下記のとおりです。

  • 従業員の離職
  • 多額の税金

従業員の離職

従業員からの突然の退職願に戸惑う美容室オーナーも多いと思います。

しかし、あらかじめ想定しておくことで、少なくとも考える猶予が与えられます。

美容師が一つの勤務先にとどまる期間は、平均2年間です。

  • 1年目(50%)
  • 3年目(80%)
  • 10年目(92%)

 

これが現実です。

働きやすい環境を提供することや、やりがいを得られる仕組みを作るなど、

従業員を雇用する以上は、少なくともこうした努力をすべきですが、

それと同時に、リクルートにも注力しなければいけません。

ところが、美容師の雇用も厳しいのが現状です。

下記は表は、美容室の件数を表しています。

 

こちらは、美容師の人数が把握できます。

 

前述のとおり、美容室は25万件。美容師が53万人という事実を考慮すると、新規雇用の苦戦は必至です。

多額の税金

2つ目の問題は税金です。

特に、消費税の納税は、経営の大きな負担になります。

現在の法律では、年商1000万円の事業所には、翌々年より消費税の納税義務が発生します。

以前は、年商3000万円の事業所が対象だったことを考慮すると、おそらくどこかのタイミングで、年商1000万円以下の事業所にも消費税納税の義務の発生が予想できます。

通常でいくと、消費税納税のタイミングは開業3年目にあたります。

方向転換のタイミングが重要

最後に、開業10年以内に起こりうる問題に言及します。

お店の規模や運営状況により、時期は異なりますが、どこかのタイミングで方向転換を余儀なく瞬間が訪れるでしょう。

しかし、内容の詳細は誰にも分かりません。

ここから先は、ボクの話をしますね。

ボクのお店は14年前の開業当初は、自分を含めて4人で営業をスタートしました。

ピーク時は2号店を展開し、総勢8名の美容師が在籍していました。

そして現在は、2号店を従業員に譲渡し、1店舗を経営、自分を含め3名の美容師で営業しています。

こうしたボクの現状を、

失敗と揶揄する人もいれば、自業自得と言われているかもしれません。

それでもボクは現状に満足しているし、むしろ年収も着実に増えています。

ボクの仲間のひとりも、従業員の離職をきっかけに、大型店の運営を諦めて、夫婦2人で小さなお店を営んでいます。

もちろん、彼は幸せだと語っています。

美容室が長年にわたり存続するためには、時代の流れに乗ることが最重要です。

  • 供給過多
  • 人材不足
  • 価格競争
  • 働き方の多様化

など、10年も経てば、当然のように、環境は移り変わります。

継続のためには、時には踏ん張ることも必要かもしれませんが、それ以上に、”変わる勇気”が必要ではないだろうか。

あなたにとって一番大切なことは何ですか?

「偉大な実業家になること?」

それとも

「大切な人が笑顔でいられること?」

今のボクは断然後者です。

そしてボクは、まもなく開業15年目を迎える。

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