コンサル

2019.12.29

稼げる美容師になるために【二輪駆動のススメ】

稼げる美容師は、

  • 年間売上をデザインできる
  • 未来を見据えた投資ができる

 

目の前のお客さまを喜ばせながら、将来の収穫に向けて、土を耕し、種を撒き、水を撒く。

 

来年も引きつづき、コツコツと作業していこうと思う。

 

こんにちは 勝村大輔(@gunners5050)です。

この記事を書いているボクは現役の美容師です。美容師歴25年、人口20万人の市内に20坪ほどの小さな美容室を営んでいます。お店はまもなく開業から15年目を迎えます。

 

未来はわりと見えてる方です。

エビデンスを読み解けば、一目瞭然です。

『理美容業の倒産件数が4年連続で増加』のニュースから見える未来を解説

 

本記事では、稼げる美容師になるために、

どういった思考が必要なのか。
具体的にどう行動すればいいのか。

を模索します。

 

お届けするラインナップは、下記のとおりです。

  1. 年間売上をデザインする
  2. 集客力を高める/関係性を深める
  3. 二輪駆動のススメ
  4. 低賃金から脱出するために

1. 年間売上をデザインする

稼げる美容師は、中長期的思考があります。

半年後の売上、一年後の売上。

最低でも、この辺りまでは想定済みです。

一般的な美容師は、翌月のお給料を見据えて働きますが、

稼げる美容師は、目の前のお客さまを喜ばせながら、

半年後、一年後の収穫に向けて種まきをはじめます。

月間売上に一喜一憂せず、未来への投資を怠らない。

2. 集客力を高める/関係性を深める

稼げる美容師は、サロンに委ねることなく、自力で集客します。

個人ブログやYouTubeで毎日発信して、SNS上でコミュニケーションを楽しみながら、ユーザーやお客さまと関係性を育みます。

少しでも隙間時間ができれば、すかさずスマホをチェックしているので、

周りから見れば、サボっているように見えるかもですが、

稼げる美容師は、常にSNSをチェックしています。

ブログやYouTubeに関しては、サロンワークの前か後に、執筆or撮影をおこない、

毎日定時に発信します。

ブログやYouTube、SNSは、サロンワーク同様に”仕事”と捉えています。

3. 二輪駆動のススメ

稼げる美容師は、本業のサロンワークの他に、副業を手掛けます。

副業といっても、別次元のビジネスを始めるというよりは、

日々の情報発信で鍛えたコンテンツ力が、新たなビジネスを呼び込むというイメージです。

  • 技術トレーナー
  • 薬剤開発者
  • 集客アドバイザー
  • 経営コンサルタント
  • マナー講師

などなど。

世の中に価値をもたらす美容師は、活躍の場を広げ、飛躍します。

美容師は、二輪駆動で稼ぐべき。

これが、これからの美容師の働き方のスタンダードになる。

ボクはこう考えています。

4. 低賃金から脱出するために

事実、美容師は低賃金です。

一般の会社員と比較すると、目を疑うほど低い。

  • 美容師の平均年収は284万円
  • サラリーマンの平均年収は441万円
    (男性/521万円 女性/280万円)

(2019年11月更新)

 

低賃金から脱出するために、美容師は意識を変えなくてはいけません。

 

まずは、依存の解消です。

もう、環境や他の誰かのせいにするのはやめよう。

「私の給料が安いのは、新規客が少ないお店が悪い、私を理解しようとしない上司が悪い」

 

実力が乏しい美容師は、常に不満を垂れ流します。(居酒屋とかでw)

そろそろ自立したら?

空き時間はいくらでもあるのに、

技術力を高めようとしない
集客力を高めようとしない
お客さまとの関係性を深めようとしない

こそこそと、スマホでゲームする。

サラリーマン意識は捨てよう

私には権利がある。
私は保証されるべき。

たしかに美容師だって、サラリーマン並みの社会保障を受けるべきだと思います。

しかし、このような主張をする人に限って、サラリーマンの実態を把握していません。

下記の記事を読め!

さらばサラリーマン美容師!ようこそフリーランス!完全実力主義の時代がまもなく到来する

 

働き方の変化に伴い、サラリーマンはフリーランス化しています。

スキルと実力が伴わなければ生きていけない。そんな時代に突入しています。

美容師も同様です。

依存を解消し、自立する。

フリーランス思考がなければ、今後、美容師は生き残ることはできません。

まとめ

改めて、稼げる美容師の条件を列記します。

  • 年間売上をデザインできる
  • 未来を見据えた投資ができる

 

たとえ、店舗に在籍していても、決してお店に依存することなく、自立すべきです。

「まだ私は売上不足だから、とりあえずは100万円プレーヤーを目指す」

こう言う美容師は多いけど、それは自立していない証拠です。

せめて、ブログやYouTubeで毎日欠かさず発信している。

そして、SNSで絶え間なくコミュニケーションを楽しむ。

これなくして、トッププレイヤーにならないのだから。

売上が上がったらやる、ではなく、売上を上げるためにやる。

これが正解です。

本当の意味で、今後、美容師はプロ化します。

目の前のミッションをこなしつつ、未来へ向けて種まきをはじめましょう。

今回は以上です。

【悲報】稼げない美容師はSNSをやっていない。

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