結論 = 美容師はSNSをやるべきです。
なぜなら、美容師は人気商売だからです。
こんにちは 勝村大輔(gunners5050)です。
ボクは美容師歴25年、人口20万人の市内に20坪小さな美容室を営んでいます。お店は間もなく開業から15年目を迎えます。月間個人売上は150万円ほど、まあ一般的なオーナー美容師です。
毎月問題なく、売上を上げている。
もうこれ以上、稼ぎたくないという人は、
※本記事を読む必要はありません。
・もっとたくさんのお客さまを喜ばせたい
・美容師として、もっと価値を高めたい
その方法が知りたいという人のお役に立てるはずです。
本記事でお伝えすることは、下記のとおりです。
- 稼げない美容師はSNSをやっていない。
- 得意なSNSを見つける
- SNSはこう使え!
- SNSは仕事です。
ひとつずつ解説していきますね。
1. 稼げない美容師はSNSをやっていない。
これ事実です。
SNSをやらない理由は、おそらく
「SNSをやる意味がわからないから」
「その先にある未来が見えていないから」
ではないでしょうか。
なぜ、SNSをやる必要があるのかというと、
- 集客できる
- お客さまと関係性を深めることができる
- 発信力とコミュニケーション力が磨ける
つまり、売上に直結するからです。
発信力が高まると、多くの人に有益な情報を届けられるようになります。
コミュニケーション力が高まると、多くの人を楽しませることができます。
影響力が高まると、
あなたのことが好きな人が増えます。
「この人に会ってみたい」
「この人と仲良くなりたい」
「この人といると楽しい」
美容師なら、多くの人に必要とされる存在を目指すべきです。
なぜなら美容師は人気商売だからです。
SNSをやらないという選択は、人気を放棄するのと同じことです。
2. 得意なSNSを見つける
ファーストステップは、得意なSNSを見つけることです。
ひとくちにSNSといっても、種類はさまざまです。まずはそれぞれの特性を理解しましょう。
Facebook(フェイスブック)
Facebookを例えるなら「大人の社交場」です。
若年層の利用率は低く、ビジネス志向の強い人たちが集まる傾向があります。ボリューム層は40代です。実名登録が義務付けられているので、良識のある言動が求められます。ゆえに信頼性が高い。
他業種の方々と親交を深めたい
年上の方々と交流を持ちたい
そんな人にオススメです。
Facebookは「人」のつながりを深めるSNSです。
Twitter(ツイッター)
Twitterを例えるなら「大喜利」です。
匿名の利用者が多く、年齢、性別ともに不明。ユーザーは常に「面白いこと」を求めています。ひとつの話題(ネタ)に対して、ああでもない、こうでもないと議論を掛け合う場です。情報収集ツールとしても重宝します。
主義主張がある人、意見を持ってる人
同じ考え方を持つ人と出会いたい人
そんな人にオススメです。
Twitterは「関心ごと」でつながるSNSです。
Instagram(インスタグラム)
Instagramを例えるなら「オフ会」です。
Instagramは、若年層に人気のSNSですが、近年は40代以上の利用者も増えています。Facebookのような実名登録もなく、暗黙のルールもありません。人への執着もなく、同じ趣味嗜好の持つもの同士が気軽につながれる、フランクな場です。
共通の趣味がある人とつながりたい
自分の趣味を披露したい人
そんなにオススメです。
Instagramは「趣味嗜好」でつながるSNSです。
あなたが求めているお客さまが、
どの「場」にいるのかを考えてみましょう。
すべてのSNSを扱うのもありですが、一つに絞って集中的に使い倒すのが効果的です。
3. SNSはこう使え!
SNSは、なんといっても手数が最重要です。
少しでも時間が空けば、スマホを触る。
常に手の届くところにスマホを置いておく。
スマホ中毒と言われても気にしない。
これくらいで丁度いいです。ww
SNSで発信すべきこと
SNSで発信することは下記の3つです。
- 有益な情報
- 好きなことや得意なこと
- 他愛のないこと
どのSNSでも変わりません。
有益な情報
プロとしてお客さまに有益な情報を届けましょう。
実際に現場で起きたQ&A
アフターフォロー
セルフケア
豆知識
など、あなたの得意分野を生かして、お客さまにとって役立つ情報を発信しましょう。
好きなこと
仕事とは関係のない、あなたの趣味や好きなことを発信しましょう。
ポイントはひとつ、とことんハマるだけです。
「どんだけ好きなの?」「馬鹿だねぇ〜」と笑われるくらい、周りを巻き込むくらいの熱量が必要です。
一見、仕事は関係のないことに感じるかもしれませんが、好きなことは発信することは、あなたの個性を発信していることと一緒です。
他の誰でもない、”あなたらしさ”を表現するもっとも身近な方法です。
他愛のないこと
他愛のないこととは、言い換えれば、どうでもいいことでもあります。
どうでもいいことばかり発信すれば、効果は出ないし、どうでもいいことを減らせば、効果は上がります。
どうでもいいことで終わらないことが大切。
なぜなら、どうでもいいことは、相手の印象に残らないからです。
コミュニケーションしまくる
発信 1:9 コミュニケーション
このくらいのバランスを目指しましょう。
見る専では話になりません、言いたいことを言うだけでは不十分です。
まずは反応する、すぐに反応する。
ここが、コミュニケーションのはじまりです。
活発なコミュニケーションをつうじて、
「この人に会ってみたい」
「この人と仲良くなりたい」
「この人といると楽しい」
となるわけです。
既存のお客さまとも、積極的につながることもオススメします。
なぜなら、店外でもコミュニケーションができるからです。
お客さまの来店間隔は、少なくとも1ヶ月は空きます。
その間に、コミュニケーションすることで、お客さまとの関係性が格段に深まるはずです。
SNSをやることは、お客さまを想うことと同じです。
4. SNSは仕事です。
美容師にとって、SNSは仕事です。
遊びのような仕事です。
だから、営業中であろうと、堂々とスマホと向き合うべきです。
誤解を恐れずに言うと、SNSをやらないことは職務怠慢です。
SNSに可能性が有る限り、全力で取り組むべきです。
稼げる美容師は、皆一様に「自分は良いお客さんに恵まれている」と言います。
稼げない美容師は、常に「環境や他の誰かのせい」だと愚痴をこぼしています。
稼げる美容師は良いお客さまと出会う達人です。それは決して運任せではなく、そういう状況を作り出す努力をしているはずです。
果たして、SNSは無駄でしょうか?
Categories & Tags