コンサル

2020.2.4

成功する美容室と失敗する美容室の違いは、たった一つだけ。

こんにちは 勝村大輔(@gunners5050)です。

この記事を書いているボクは、現役の美容師です。

美容師歴は25年、人口20万人の市内に20坪ほどの小さな美容室を営んでいます。お店は先日、15年周年を迎えたばかりです。

 

下記のデータは、このブログで何度も出してますが、言いたいことは、美容室の生存率は、かなり低いということ。

 

  • 1年以内→40%
  • 3年以内→10%
  • 10年以内→5%
  • 20年以内→0.3%

 

悲願の独立開業を果たした美容師の6割は、1年以内に店をたたみます。

10年つづく美容室は、ほんの一握りしかありません。20年つづけば奇跡です。

失敗する美容室が多いのは、事実です。

今回のテーマは、『成功する美容室と失敗する美容室の違い』です。

 

お届けするラインナップは、下記のとおりです。

  1. 成功する美容室と失敗する美容室の違いは、ただ一つだけ
  2. ハンパならこだわるな!
  3. とことんやり抜く

1. 成功する美容室と失敗する美容室の違いは、ただ一つだけ

結論は、顧客視点です。

「お客が欲しいものは何か?」を徹底的に追求する。

実はコレだけです。

繁盛店は、

お店がやりたいこと = 客が求めていること

不人気店は、

お店がやりたいこと ≠ 客が求めていること

そういう状況に在ります。

やりたいことと、求められることが一致する可能性は稀です。

ここを解っていない人が多い。

顧客視点を持っていない美容室は、店内に入った瞬間に気づきます。

例えば、BGMです。

なぜ「そのBGMを流しているのか」説明できますか?

説明できないお店は、おそらく自分が聴きたい曲を流しているのでしょう。

だとしたら、そのBGMは、顧客視点で選んでいないということになります。

「どうしたら楽しんでもらえるか」
「どうしたら喜んでもらえるか」

顧客視点を徹底しているお店は、案外、少ないのかもしれません。

2. ハンパならこだわるな!

なので、中途半端な”こだわり”は、さっさと捨てるべきです。

流行らないお店は、一様に、中途半端なこだわりに囚われています。

特に、個人店はこうした傾向に陥りやすい。

なぜなら、独立開業はオーナーの夢だからです。

やりたいことが先行してしまうのは、想いが強いからなのでしょう。

それが故に、盲目になってしまう。

だから、

お店がやりたいこと ≠ 客が求めていること

に、気づかないでいる。

SNSを閲覧してると、よく、こうなる可能性が高い人を見かけます。

特にTwitter界隈に多い。

「イイね」がまったく付かないツイートを、ある方がこう表現していました。

“砂漠の真ん中で愛を叫ぶ”ツイートだとww

一見、奇をてらうようなツイートでも、反響が高い発信をする人は、その裏で、どうしたらウケるのかを、死ぬほど考えているはずです。

想像力が働いていないこだわりは、ただの独りよがりです。

3. とことんやり抜く

こだわるなら、徹底すべきです。

バカと指差されるくらいに、のめり込まなければ、理想の世界観は実現しません。

外観も内観も、ディスプレイもBGMも衣装も。

誰に何を言われようと、とことんやりたいことを貫く。

お店がやりたいこと = 客が求めていること

を実現させるには、相当の覚悟が必要です。

しかし、これこそが、個人店のなせる技なのであり、個人店ならではの魅力です。

生存競争を勝ち抜くために、あなたはどの方向へ進みますか?

今回は以上です。

下記の記事も併せてお読みください。

美容室が淘汰に巻き込まれないために、今すぐ取り組むべき【3つの施策】

Categories & Tags

あなたも大切な人のサポーター。よかったらシェアお願いします!

TOP